GitHub Pages の User site で 個人ポータル作成のススメ。情熱プログラマ Chad Fowler 先生曰く「自分のブランドを築こう」 #github
概要
GitHub Pages の User site で 個人ポータル作成について。
なぜ個人ポータルを作るか?
2つの理由を挙げます。
自分のブランドを築く
情熱プログラマ Chad Fowler 先生曰く
- マーケティングはスーツ族だけのものではない
- 自分の業績をアピールする
- 業界で名前を売る
など、書籍「 情熱プログラマ」においてエンジニアのセルフマーケティングについて触れています。
その 1 つの手段として自分の実績・情報を周知するためのポータルを GitHub Pages で作成するのです。
- 自分が作成したり、継続して貢献している OSS プロダクト
- Web の寄稿記事
- 公表できる開発実績
- ブログ、QA サイトなどの貢献実績
- 著書、訳書を挙げる
など、これらをまとめておくことで多くの人に自分の実績を知ってもらうことができます。
また、どういった実績があるか質問された時にも URL を1つ教えれば済みます。
自分は現状たいした実績もないし・・という人にこそ、 Chad Fowler 先生は以下のように言っています。
平凡なプログラマが本の著者になったり講演者になったりするのは難しいよね。
そこで Web からスタートしよう。
まずはブログを読む。 RSS などで情報を得る。
自分がブログをはじめる。
継続するうちに、君の周りに人脈が形成され、気づけばキャリアネットワークという小宇宙になっているだろう。
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: 中略
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今すぐ始めよう!
書籍「情熱プログラマ」からの引用(抜粋して少し短くしてあります)ですが、
今はさらに情報の収集・拡散を容易にするサービスが増えています。
手段は更に増えました。
Chad Fowler 先生の教えにしたがい、セルフマーケティングをはじめましょう。
そして、作成した個人ポータルが色鮮やかになるようにすることで、
実績作りとモチベーションの好循環を生むのです。
個人が利用するサービスの通知
昨今、個人が利用する Webサービスは多岐に渡ります。特に システム開発者といえばなおのこと。
- ブログ
- Qiita
- Note
- Gravatar
- Repository Web Client (GitHub, BitBucket, etc ...)
- Chat Tools ( Slack, HipChat, ..etc)
- RubyGems などライブラリのポータル
- Mixi・・?
など。
自分のことを何か1つのサービスで知った人に対して
ポータルの URL を知らせるだけで全てのサービスを伝えることができます。
GitHub Pages とは?
GitHub のリポジトリに push するだけで静的サイトを構築できます。
GitHub Pages には、
- 1ユーザーに 1 つの User site
- 1プロジェクトに 1 つの Project site
があります。
今回は、個人ポータルということで User site を利用します
GitHub Pages | User site の作り方
<user名>.github.io
というプロジェクトを作成します。
過去の経緯があり、 <user名>.github.com
という名前でも可能です。
GitHub のセキュリティ対策の関係で現在は <user名>.github.io
を利用することが推奨されます。
<user名>.github.com
を利用した場合は、 <user名>.github.io
にリダイレクトされます。
経緯に関する詳細はこちらの記事等を参照
GitHub、プロジェクトページの全ドメインを「github.io」に移行
作成した <user名>.github.io
の master ブランチを push するだけで静的サイトの完成です。
http://<user名>.github.io/
を確認すれば、User site が表示されます。
User Site の作成については Jekyll を利用した方法と、その他の方法がありますが
既にネット上に多くの情報があるので割愛致します。
サンプル:私の個人ポータル
補足
- 長々とまとめましたが、現状、私自身誇れるほどの実績があるわけではないのですけどね。
- 自分自身試行錯誤の最中なので、「自分はこうやっている」、など追加エントリなどあれば期待しています。