要約
デュアルブート環境でWindowsとLinux双方から扱える物理ボリュームの設定をします。
NTFS指定, Fast Bootをオフにすること。
環境
2つの物理ボリュームにWindows10, Xubuntuを別々にインストール済み。 ブートローダはgrub2。
物理ボリュームを1つ追加してデータを双方のOSで共有したい。
フォーマット
基本的にボリュームのフォーマットはWindows上から行うことをおすすめします。
ファイルシステムはNTFSを指定しましょう。 ほとんどのLinuxディストリビューションでは最初からNTFSマウントに対応しています。
完了?
一応これで両OSから認識されるようになりますが, Linux上からの書き込みがロックされてしまいます。
原因
WindowsのFastBoot機能によってデバイスの状態がロックされてしまうことが原因です。 この状態でLinuxから無理に書き込みを行うとWindowsの起動に失敗する可能性もあります。
FastBoot(高速スタートアップ)の無効化
コントロールパネルの [ハードウェア設定->電源オプション->電源ボタン設定] 内の [現在利用可能ではない設定を変更します] を選択することで, [高速スタートアップを有効にする] のチェックを外します。
完了
再起動し, 両方のOSからボリュームを操作できることを確認しましょう。