#はじめに
2019/6/4に『「正しいものを正しくつくれているか?」〜経産省プロジェクトでのアジャイル開発〜』というイベントに参加しました。資料のリンクと、参加した際のメモとtwitterのつぶやきを残しておきます。
イベントのページはこちら。
##資料
twitter:https://twitter.com/hashtag/devlove
##イベント内容
正しいものを正しくつくれているか?より抜粋
「アジャイル開発で行きたい」← なかなか怪しい香りがする動機。
アジャイル開発だけで「何を作るべきか」が見えるわけではない。
###仮説検証型アジャイル開発
正しいものを正しくつくれているか?より抜粋
・仮説検証(価値探索)をしっかりやらないと、勘と経験に依存してしまう。
・価値探索のループとアジャイル開発のループは別のもの。連動しているけど、独立してまわる。それだけ意識しておけると、Biz/Dev混合チームが動きやすくなりそう。
・価値探索のためにはインセプションデッキづくり。
・GuildHub(ギルドハブ)は、事業の仮説検証をサポートし、事業モデルをスピーディーに構築するためのオンラインツールです。
・インセプションデッキや仮設キャンバスで達成できる目的が、自分がいるチームでも達成できているか、一回確認してみるといいかもと思った。原理原則が守れているかどうか。
自分たちでもやる。ユーザーの声、反応などは自分でやらないとわからない。
理解を深めるためには自分たちもやることが大事。
「提案してー」「やってきてー」でもなく「自分たちで(も)やる」こと。
自分ごとにしないと駄目。
###支援策を十分に活用できない状況に陥るフロー
正しいものを正しくつくれているか?より抜粋
全体感欠如。このアプリはギルドワークスが作ってるけど他は違う会社が作っている。結果、ユーザーの体験がアプリで分断されてしまう。
###現状維持の大モーメンタム(これまでこうしてきた)
・「これまでこうしてきた」という現状維持の大モーメンタムに対して正論をぶつけて、ダメならやめるとか、ぶつけ続けるとかをやっても次に繋がらない。行動で示す必要がある。たとえ不完全でもプロダクトを作ってみるという選択をした。
・正論を言って通じないからといって、やめたり終わらせると何も残らない。まず行動をすること。行動をすると結果が残る。結果が残ると、それについて考えざるを得ない状況になる。
###雁行陣開発
これは別資料の模様。
多様な働き⽅のチームでどうやって アジャイルにやるの?(雁行陣開発)より抜粋
副業やリモートなど、働き方の多様性に対応するために考えたやりかた。
###分断による6つの問題
多様な働き⽅のチームでどうやって アジャイルにやるの?(雁行陣開発)より抜粋
組織内の「分断」にも色々ある。時間の分断、場所の分断、経験の分断。
###リアルな反応を受け取る
ここから元のスライドに戻る
・リアルな反応を受け取る!何となく問題があるではダメ!
・サービス提供者の中にユーザーをとりこむ。するとサービス提供者だけでは実現できなかったことができるようになる。みて見ないふりをしていた問題にも向き合わざるを得なくなる。こういうアプローチすごく大事だと思う。提供者とユーザーの境界を曖昧にし、一緒にサービスを作っていく感じ。
・ダメなことはわかっているけどユーザーのリアルな反応を全員で受け止める。
正しいものを正しくつくる
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4802511191
仮説検証型開発を言語化したもの。
##QA
sli.do
https://www.sli.do/
イベントコード:Q354
- Q. お話の中にあるようなPJの軌道修正は、プロダクトリーダーとかオーナーを焚き付けて動かすのか、スクラムマスターから積極的に動かしていくものでしょうか?
- A. 気づいた人がやる!問題に気づいた人がすぐ動きましょう。
- Q. アジャイルイベントがリモート開発ではできない。 =アジャイル開発ができない ではない? 具体的に、 朝会はどのように行ったんですか?
- A. 朝会はやってない
##感想
###行動で示す
今回のイベントで一番響いたのはこれ↓
『正論が通じないから⽌めるでも終わるでもなく「⾏動で⽰す」が真のファーストなのではないか。⾏動したら「結果」が⽣まれる。その結果は、すべての⼈に残された宿題となる。』
カイゼン・ジャーニーの「一人から始める」にも通じるものがある気がする。カイゼン・ジャーニーを読んでから大分時間がたったせいもあってその考えも自分の中で薄れてしまっていたが、また思い出してきた。まず行動してみるという考えをまた念頭においてみようと思う。
###ユーザーを巻き込み、ユーザーによる越境を
また、これも。
ユーザーを巻き込む、、、あまりうまくは出来ていないなと。
###「探さない」というアプローチ
<他人が探してくれる>ってできたらいいなと思っていた。いいね!ランキングとかコメントランキングとか、みんながよく訪れているランキングとか。