みなさん、こんにちは。Brazeの新田です!
2025年ももう残り1ヶ月となりましたが、みなさんどんな年だったでしょうか?
Braze 観点でいうと、今年の話題の中心はやはりAI だったように思います。
4月に AI意思決定ソリューションを提供している Offerfit 社の買収発表があり、そこからすごいスピード感でBrazeとの製品統合が行われていきました。そして買収発表から半年も経っていない9月末の自社イベントForge で、それらをベースにした新しいAI 製品群を発表しています。
そんな新しいAI 製品群の中で、今回はBraze MCPサーバーについて書きたいと思います。
私が個人的に使っている、Claude デスクトップからBraze MCPサーバーへの繋ぎ方をご紹介します。
なおMac環境での設定手順になりますのでご了承ください。
はじめに
設定するために必要なものは以下になります。APIキーは後の手順で作成しますので、事前準備は不要です。
- Claude デスクトップをインストール: これがないと始まりませんので、インストールしてアカウントを作成しておいてください
- BrazeのAPIキー: Claude から MCPサーバーに繋ぐ際、必要となります。読み取り専用のパーミッションのみ設定するようにしてください
接続手順
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uv のインストール
uv はパッケージマネージャと呼ばれるもので、依存関係を管理したPythonパッケージの管理をしたりするツールです。Mac のターミナル.app を開き、以下のコマンドをペーストして、Enterキーを押してください
curl -LsSf https://astral.sh/uv/install.sh | sh以下のような出力がされたら、成功です。
uvの後のバージョン番号はその時点で最新のものになるので変わる可能性があります。downloading uv <0.9.15 aarch64-apple-darwin no checksums to verify installing to /Users/tatsuya.nitta/.local/bin uv uvx everything's installed!完了したら、ターミナルで以下のコマンドを入力して、インストールされた
uvxのフルパスを確認します。which uvx出力されたパス(例:
/Users/tatsuya.nitta/.local/bin/uvx)をメモっておいてください。この値は後ほどのステップで使用します。
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API キーの作成
Braze のMCPサーバーは個人情報に紐づかないデータを返す 38個の読み取り専用のAPIエンドポイントのみをサポートしています。Braze管理画面から、【設定】>【API キー】>【API キー】タブに移動してください。
【APIキーを生成】をクリックし、新しいAPIキーの作成画面で名前入力後に、権限を設定します。作成する API キーには、以下の権限を設定するようにしてください。
権限一覧(読み取り専用)
キャンペーン
- campaigns.data_series
- campaigns.details
- campaigns.list
- sends.data_series
キャンバス
- canvas.data_series
- canvas.data_summary
- canvas.details
- canvas.list
カタログ
- catalogs.get
- catalogs.get_items
- catalogs.get_item
クラウドデータ取り込み
- cdi.integration_list
- cdi.integration_job_status
コンテンツブロック
- content_blocks.list
- content_blocks.info
カスタム属性
- custom_attributes.get
イベント
- events.list
- events.data_series
- events.get
KPI
- kpi.new_users.data_series
- kpi.dau.data_series
- kpi.mau.data_series
- kpi.uninstalls.data_series
メッセージ
- messages.schedule_broadcasts
ユーザー設定センター
- preference_center.list
- preference_center.get
購入
- purchases.product_list
- purchases.revenue_series
- purchases.quantity_series
セグメント
- segments.list
- segments.data_series
- segments.details
セッション
- sessions.data_series
SDK認証キー
- sdk_authentication.keys
購読
- subscription.status.get
- subscription.groups.get
テンプレート
- templates.email.list
- templates.email.info
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APIキーの識別子と RESTエンドポイントの取得
管理画面のAPIキーのページで、作成したAPIキーの識別子と、RESTエンドポイントを取得しておいてください。

後のステップで、Claude の設定画面で入力します。
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Claude 上での設定 Claude でMCPサーバーの設定を行います。
【設定】>【開発者】>【設定を編集】をクリックします。

Finder が開いて、”claude_desktop_config.json” というファイルが選択されているはずです。

テキストエディタで、ファイルを開き、以下をペーストします。
claude_desktop_config.json{ "mcpServers": { "braze": { "command": "uvx", "args": ["--native-tls", "braze-mcp-server@latest"], "env": { "BRAZE_API_KEY": "key-identifier", "BRAZE_BASE_URL": "rest-endpoint" } } } }まず、ステップ1で取得した
uvxのパスの値を設定します。
"command": "uvx"の行の、"uvx"を、取得したパスで置き換えます。
例:"command": "/Users/tatsuya.nitta/.local/bin/uvx"次に、ステップ3で取得した値を設定します。
key-identifierとなっているところをAPIキーの識別子の値で、rest-endpointとなっているところをREST エンドポイントの値で置き換えます。終わったら、保存して終了し、Claude を再起動します。
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テスト
Claude のプロンプトに以下を入力します。Brazeで使えるFunction一覧をリストアップして。
まとめ
Claude デスクトップから、Braze MCPサーバーへの繋ぎ方を説明しました。Braze MCPサーバーを介して、PII (個人情報)に該当しない Braze 内のデータを取得できるようになります。例えばキャンペーンのトレンドの分析や、開封率の高いキャンペーンのリストアップなど、アイデア次第で面白い使い方ができるとおもいますので、ぜひ使い倒してみてください。Braze MCPサーバーはまだベータ版ですが、お申し込み不要でどなたでもお使いいただけます!
参考情報
Braze MCP Serverのご紹介:会話形式で顧客エンゲージメントデータにアクセス
Braze DocsのBraze MCP Serverユーザーガイド(英語版)
Advent Calendarの執筆の参加も大歓迎です!
Advent Calendarの執筆予定者は、今のところBrazeの社員がほとんどなのですが、ぜひ、Braze社外の方にも書いていただきたいなと思っております。
Brazeに関するテーマの記事あれば、どなたの執筆の参加も大歓迎ですので、ぜひカレンダーを埋めてもらえるとうれしいです!
↓改めてリンクを貼っておきますので、よろしくお願いします!
https://qiita.com/advent-calendar/2025/braze

