この記事の概要
app-ads.txtの設置するデベロッパーサイト Netlifyの無料枠を使ったらいい感じだったので経緯を記事にしたいと思います。
記事本文
こんにちは 僕は個人でモバイルアプリ開発を行っています。
そこでモバイルアプリで収益化を行うために、Google AdMobに登録して
モバイルアプリに広告を設置することに決めました。
そこでAdMobの登録作業を進めるうちにapp-ads.txtをデベロッパーサイトに設置する作業を求められました。
つまりデベロッパーサイト(自分が管理するサイトを自前で用意して)app-ads.txtを/に設置しなさいという事です。
この作業を正攻法でやるならお名前.comなどのレジストラサービスでドメインを取得して、Xserverなどのレンタルサーバー会社とも契約して、サーバーとドメインを紐づけする作業が必要です。
ですが、これには少額ではありますが、お金がかかりますしなにより作業量がバカになりません。サーバーのアカウント作って、ドメイン紐づけて、アカウントの管理、失効しないように管理、FTPソフトでアップロードなど。
そこで無料で利用できるNetlifyをデプロイ先に採用しました。(Github pagesを利用したことがある方向けに説明しますが、同じようにGithubのリポジトリと連携してGit pushで自動デプロイできたりする有料サービスです。これに無料枠があります)
トラフィックの少ないサイトであれば無料であることと、Gitで管理するだけなので簡単に運用できるのがメリットです。作業量も僕が慣れているので10分ぐらいで終わりました。(アメリカのサービスなので慣れてないと時間が掛かると思います。)
類似無料サービスのGithub pagesはドメインの/に設置するって要件を満たせないからだめっぽいです。
用意したサイトにapp-ads.txtを設置出来たら
Google Play Consoleにて公開するアプリにデベロッパーサイトとしてapp-ads.txtを設置したサイトを登録すると,Admobのクローラーが7日を目安にインデックスしてくれるらしいのでおとなしく待ちましょう。
ちなみにAdmobで広告を設置する際にサイトで設置したプライバシーポリシーのURLの提示を求められますので、どちらにしろモバイルアプリを広告で収益化する目的の方はドメインとサーバーを用意して自前のサイトを用意する必要があります。
用語解説
- app-ads.txt
アプリ向け広告の透明性を確保するためのファイル。
Webサイトの ads.txt と同じ仕組みで、どの広告ネットワークに自分のアプリの広告枠販売を許可しているかを明示する役割を持つ。
これを正しく設置することで、不正な広告販売(偽アプリや無許可の転売)を防ぎ、広告収益の保護につながる。 - Netlify
静的サイトホスティングサービスのひとつ。
GitHubやGitLabなどと連携して、コードをプッシュすると自動でビルド・デプロイされる。
無料プランでもSSL証明書やカスタムドメイン対応 - Google Play Console
Googleが提供するアプリ開発者向け管理コンソール。
AndroidアプリをGoogle Playに公開・管理するために利用する。 - Google Admob
Googleが提供するモバイルアプリ向け広告配信プラットフォーム。
アプリに広告を組み込むことで収益化できる。
参考リンク
app-ads.txtの具体的な作り方などが知りたかった方は上のリンクをご参考ください