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個人開発者として実際にアプリを運営していく中で感じた個人開発の現実を言語化したいと思います。

Last updated at Posted at 2026-01-14

序文

個人開発者はプログラミングができることなど必要最低条件でしかないです。しかし世の中には、プログラミングは万能技能であり、プログラミングができれば人生逆転可能であるなどという言動が巷に溢れています。その現状を啓蒙したいという思いが少しあり、今回この記事を執筆するに至りました。

モバイルアプリ開発には3つの品質があって、それらを全て満たすことで初めてビジネスとして成立するという厳しい現実があります。個人開発者は開発エンジニアでありながら、QAエンジニアとしてもこれらの3つの品質全てを満たした製品をユーザーへ届けなければいけないことを認知してもらいたいです。

最低限アプリとして成立する品質

  • 単一機能ではない
  • バグを起こさない
  • クラッシュを起こさない

などと言った本当にごく当たり前の事であり、プログラミングができると自認されている方であれば、このフェーズを突破することはできると思われます。

AppleやGoogleに認められる品質

Apple

Appleのモバイルアプリの審査は大変厳しいことで有名であり、申請された4割ものアプリがリジェクトされるというのが現実だそうです。この壁を突破できない限り、勝負の土台にすら立たせてもらえないという現実があります。プログラミング以外のプライバシー周りの知識を容赦なく要求されるので適宜自分で調べて学習し続ける姿勢が要求されます。

Google

Googleのモバイルアプリの審査はAppleほど厳しくないのですが、開発者の中では悪名高い(個人用デベロッパー アカウントを新規に作成した場合は、12 人以上のテスターが 14 日以上連続でオプトインしてアプリのクローズド テストを実施する必要があります。)という要件を要求されます。回避したり、募集をしたり、お金で解決したり、いくらか手段はあるのですが知恵を捻って突破する必要があります。いずれの方法にせよ高い壁です。

利用したユーザーに満足してもらえる品質(お金を実際に払ってもらう品質)

  • 適切な広告実装
  • 適切な課金実装
  • 適切なサブスクリプション実装
  • ユーザーを満足させる品質
  • ユーザーを満足させる機能群
  • ビジネスとして成立させるための適切な法的文章
  • アクセシビリティの確保
  • 異なるデバイス間での可用性

上記の要件をすべて完全に満たすことで初めて持続可能なビジネスとして成立します。個人だから、初心者だからという言い訳はお金が発生しているので、一切することができない厳しい現実がそこにはあります。

終わりに

実際に個人開発を続けている中で感じたことは高い技術力はもちろん必要ですが、最終的には力ずくで最後までやり切る力を強く求められるものだと感じました。

個人開発は孤独を強く感じ続ける作業が多いので精神をすり減らしがちです。メンタルケアは強く意識しながら活動するのを心がけてください。

あと個人開発はやる気が唯一のリソースなので絶対に死守してください。 SNSや開発者コミュニティには参加しないことを強くお勧めします。意外に思われるかと思いますが、他人の作品と自分を比べることに1mmも価値はありません。そんなことでやる気をそがれる方が死活問題です。

この記事に今から個人開発に挑戦する人を委縮させたい意図はございません。ただ先達としてすこしお話を聞いていただきたかっただけです。

あとこれは僕の個人的な意見なのですが、アプリがたったの100ダウンロードしかされなかったと考えるのか、100人も自分のアプリを市場から選んでくれたのかと考えるかで、個人開発を続られるかどうかが決まる気がします。 お金やダウンロード数をただの数字でしか認識できないタイプの人間は、労力に対するコスパの悪さに押しつぶされて続かないと思っています。(まあ理想論よりなので無視してください 僕の意見です)

まあこれは祈りなのですが、ユーザーを大切にする素敵な個人開発者さんがこれから増えることを願っています。

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