PHP SESSION（セッション)基礎

初めに

PHPでセッションを利用する為の基礎的な部分をまとめています。

SESSION（セッション）とは？

セッションとは、サーバー側にデータ(変数)を保存する仕組みのこと。
セッションを利用する事で、ページ遷移の際に、データ(変数)を送受信しなくても、他ページで利用可能になる!(めちゃ便利。。。。)

分かりやすい利用シーンだと、ECサイトのカート機能等に使われています!

◎SESSION（セッション）の使い方

思ったより簡単に使えます!

１：セッション管理の開始

session_start()でセッション管理を開始します。
ユーザーごとに「セッションID」が割り当てられ、「クッキー」からその値にアクセスできるようになります。

<?php
    session_start();

２：SESSION変数に値を代入

◇書式:

$_SESSION["変数名"]="代入する値";

◇例:
session_id()を使う事で、個々に割り当てられた、セッションIDの取得が可能。

$_SESSION["name"]="テストユーザー";
$_SESSION["age"]=24;

//セッションIDの取得
$sid = session_id();

３：SESSION変数の取得　取り出し

echo $_SESSION["name"];
?>
//出力結果　：　　　テストユーザー

４：セッション管理終了

セッションファイルは、通常ブラウザを閉じると削除され、セッションは破棄されます。
破棄を動的に行いたい場合の手順です。

①：セッションの初期化

$_SESSION に空の配列を代入することで、セッションを破棄できます

$_SESSION = array();

②：クッキーの破棄

Cookieに保存してある"SessionIDの保存期間を過去にして破棄する。

//session_name()は、セッションID名を返す関数
if (isset($_COOKIE[session_name()])) {
    setcookie(session_name(), '', time()-42000, '/');
}

③：サーバー上のセッションIDの破棄

session_destroy();

終わりに

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