皆さんこんにちは。
今回の投稿では、Box社員である私がどのようにBox AI及びBox Hubsを実際に使っているか紹介していきます。
各ユースケースについて皆さんがそのまま活用するということはないかもしれませんが、私の使い方を参考にして皆さんの業務ではどのように応用できるか考えるきっかけになれば幸いです。
それぞれの機能の紹介は割愛するので、気になる方は過去の記事を参照ください。
Box AIについては、こちら
Box Hubsについては、こちら
Box AI for Documentsの使い方
Box AI for Documentsという1ファイルに対して生成AIを活用する機能では、このような形で使っています。
- 報告書の読み込み
SOC2 レポートやNIS2:Network and Information Systems Directiveなどの報告書を読み込みお客さんに概要を伝えないといけないことがあります。
そんな時Box AI for Documentsを使って「Boxが要件を満たしている理由」や「設定が必要な機能のまとめ」などを聞いてお客さんへお伝えできるようにしています。
2.プレゼン時間の創出
今年は、Boxユーザー祭りの内容をアメリカ本社へ報告する必要がありました。
その際発表時間が5分と決まっていたので、どのスライドまで誰がどのぐらい話すかをBox AIに出してもらい時間配分を行なっていました。
Boxユーザー祭りについてはこちら
Box AI for Notesの使い方
一方Box AI for NotesというBox Notesで使用する生成AIでは、このように活用しています。
1.Boxの仕様確認
弊社の機能の仕様や社内FAQはBox Notesで作成されていることが多いです。
そんな中でお客さんから聞かれた質問をそのままBox AIへ質問して回答を得ています。
単純な単語検索だとそのまま同じ単語を使っていなかったりニュアンスが若干異なると見つかりにくいので、Box AIを使うとより早く回答を見つけることができます。
2.お客さんの質問の翻訳
お客さんとやり取りしている中でBox NotesでQAノートを作成していることがあります。
その際にいただく質問で回答がわからない内容については、本社担当者へ聞くことになりますが、その際Box AI for Notesを使ってそのまま日本語のご質問を英語に翻訳した上で担当者へ聞いています。
翻訳の精度もだいぶ上がっており、最近は翻訳された内容をそのまま使っています。
3.資料構成の作成
私自身資料作成するのが苦手です。
そのため、資料を作成することにいつも消極的になってしまうのですが、Box AI for Notesを使って資料のストーリーラインを作成してもらい少しでも資料作成を楽にしています。
Box AI for Hubsの使い方
最後にBox Hubs及びその中のBox AIの活用について紹介していきます。
1.Box建設ユーザー会のHub
私は建設業界のお客さんを担当させていただいていることもあり、Box建設ユーザー会の事務局の一人として携わっています。
そんな中、建設ユーザーの皆さんに効率的に資料を共有するためにHubを作成しました。
このHubには、過去のユーザー会の資料はもちろん、建設業界に関わる資料も格納しています。
私自身も建設のお客さんから事例を聞かれた際には、Box AI for Hubsを使って事例を聞いてそのまま資料を共有することもあります。
建設業界のお客さんでまだこちらのHubに参加されていなく、ご招待をご希望の方はjapan-bcug-supporters@box.com へご連絡ください。
2.ご質問の回答としてのHub
お客さんに「この機能の資料が欲しい」「この機能の事例が欲しい」と良くご要望いただきます。
その際にBoxの中を検索すると、古い資料が出てきたり、社内限定の資料が出てきたりして必要な資料にたどり着くのに時間がかかることがあります。
そんな中社内では、マーケテイングHubやSE Hubが存在しています。
正式な機能紹介の資料はマーケティングのHubで探し、仕様や事例についてはSE Hubを使っています。
さらに一つの機能に対して複数の資料があることが多いので、Box AIを使って具体的に知りたい内容が言及されている資料を検索しています。
以上が私のBox AI及びBox Hubsのユースケースになります。
どれか一つでも今後の生成AIの使い方の参考になっていれば幸いです。