概要
新規作成した瞬間は「プレーンテキスト」なんですが、いざ保存しようとすると、拡張子が「ini」になってしまう事があるのは、VSCodeが途中で中身を「ini」ファイルであると勘違いしてしまうことにあるようです。
どうやら、一発で解決みたいな方法がないようですが、抜け穴的な方法はいくつか方法があり、その方法を記載します。
回避方法
(日本語拡張機能がインストールされているVS Codeを想定しています。)
いくつかやり方があり、どれでもOKです。
-
1.右下の「Ini」をマウスでクリックし、一番下の「プレーンテキスト」にしてから保存する。
-
2.IMEをオフにする→「Ctrl+K」→「m」(※1)→「nte」(※2)→「Enter」→「Ctrl+S」(※4)の順に打つ
-
3.IMEをオフにする→「Ctrl+Shift+P」→「clm」(※3)→「Enter」→「nte」(※2)→「Enter」→「Ctrl+S」(※4)の順に打つ
-
4.IMEをオンにする→「Ctrl+S」→開いた「名前を付けて保存」ダイアログで「Tab」→「プ」(※5)→「Enter」の順に打つ(ファイル名入力に戻る場合はさらに「Shift+Tab」)
-
5.設定で「Files: Associations」に「txt」等入れる(※6)→「名前を付けて保存」ダイアログで、拡張子を手動で打って保存する
-
6.何も小細工せず「名前を付けて保存」ダイアログを開く→「カーソル右」→「自動で付いた拡張子をバックスペースキーで削除」→「txt」の順に打つ
-
7.「Language Detection」をオフにする(もちろん、本便利機能もオフになります)
※1: IMEをオフにしておかないと、「m」が効きません。
※2: 「plaintext」に部分一致しつつ、他の形式に部分一致しないキーワード。
※3: 「Change Language Mode」に部分一致しつつ、他機能に部分一致しないキーワード。「lamo」とかでもOK。
※4: 新規作成から一度も保存されていない場合、Ctrl+Sは「名前を付けて保存」になる。ファイルの種類が「プレーンテキスト」になっていれば、最初から「txt」が選ばれているはず。
※5: 「ぷ」と打ってから 「無変換」or「F7」→「Enter」
※6: 何故かtxt形式だけ意図したように動かず、「名前を付けて保存」ダイアログの拡張子リストがおかしくなり、結局、何を入れても拡張子無しになる。
※: No.2~4で、IMEオンだと、「m」以外の所でも全角入力になってしまい不都合ありますが、それらは確定前に「Ctrl+T」or「F10」等で半角にしてから確定すれば大丈夫です。「m」は文字ではなく半角mキー入力が必要みたいで、IMEオンのままでは反応させられませんでした。
個人的には、No.3,4,6あたりが好み。
No.7に鞍替えしました。No.7はあくまで内容を解釈して言語を推定するという機能なので、オフにしても「cppファイルを開くとcppモードになる。」という機能は失われません。
参考URL
VSCodeの保存拡張子をいちいち変更しなくていい方法 - Qiita
https://qiita.com/kiu21/items/846504478eba905b4860
VS Codeのデフォルトの言語(拡張子)を変更する - 倉下忠憲の発想工房
https://scrapbox.io/rashitamemo/VS_Code%E3%81%AE%E3%83%87%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%88%E3%81%AE%E8%A8%80%E8%AA%9E%EF%BC%88%E6%8B%A1%E5%BC%B5%E5%AD%90%EF%BC%89%E3%82%92%E5%A4%89%E6%9B%B4%E3%81%99%E3%82%8B