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SpringBootアプリケーションをCodePipelineを用いてEC2インスタンスに自動デプロイ

Last updated at Posted at 2018-01-04

SpringBootで構築したアプリケーションをAWS CodePipelineを用いてEC2インスタンスに自動デプロイするための手順をまとめます。

構成

Codepipeline.png

  • Gitリポジトリ
    • GitHub(なんでも良い)
  • CI
    • Jenkins
  • Test & Build
    • Maven(Gradleでもそんなに変わらない)
  • APサーバ
    • SpringBoot 1.4.x on EC2

大まかな流れ

基本的に以下で紹介していただいた内容をもとに実施した。
SpringBootで構築したアプリケーションがgitにpushされたらCodeDeployで自動デプロイされる仕組み

開発者

  1. 任意の(ここでは例としてmaster) branchにpush

Jenkins

  1. 5分毎にポーリングし、develop branchが更新されていればpull
  2. Test & Build(Maven)
  3. Test & Buildが成功したらS3にリビジョンをアップロード

CodePipeline

  1. S3からアップロードされたファイルを取得
  2. CodeDeployを起動

CodeDeploy

  1. jarファイルに実行権限を付与
  2. CodeDeployから各インスタンスにSpringBootアプリがdeployされ、新しいバージョンのアプリが起動する。

サンプルコード

CodeDeployを利用した自動デプロイを行ったサンプルコード(GitHub)

追加で実施した作業

以下は、更新した箇所のみ記載。

AWS EC2インスタンスのJavaバージョンを1.8にする。

AWS EC2インスタンスのJavaバージョンがOpenJDK1.7だった。
Oracle JDK1.8をインストールすることを前提としているため、JDKのアップデートを行う。
参照:Amazon Linuxにjdk1.7 or 1.8インストール

SpringBootアプリケーションのサービス化

以下のページを参考にSpringBootアプリケーションのサービス化を行う。
Spring Bootでwarファイル作成&jarのサービス化

  • デプロイするjarファイル名:demo.jar
  • 起動するサービス名:demo

CodeDeploy

  • アプリケーション名:springboot-demo
  • アプリケーショングループ名:springboot-demo-group

appspec.ymlは今回の構成は以下のようにした。

appspec.yml
version: 0.0
os: linux
files:
  - source: demo.jar
    destination: /var/myapp/
    overwrite: yes
hooks:
  ApplicationStop:
    - location: scripts/appstop.sh
      timeout: 300
      runas: root
  ApplicationStart:
    - location: scripts/appstart.sh
      timeout: 300
      runas: root

また、サービス停止・起動用スクリプトは以下のようにした。

サービス停止用スクリプト

scripts/appstop.sh
#!/bin/sh
service demo stop

サービス起動用スクリプト

scripts/appstart.sh
#!/bin/sh
chmod u+x /var/myapp/demo.jar # jarファイルに実行権限を付与
service demo start

AWS CodePipeline

CodePipelineの設定を行う。
1.パイプライン名の登録

  • パイプライン名:demo-pipeline

    Codepipeline-setting1.png

2.ソース取得場所設定
Codepipeline-setting2.png

3.ビルド設定
Jenkinsでビルド済みなので、ビルド設定はなし。
Codepipeline-setting3.png

4.デプロイ設定
上記、CodeDeployで設定したアプリケーション名およびアプリケーショングループ名を選択
Codepipeline-setting4.png

5.サービスロール設定
「ロールの作成」からロール名を登録する。
Codepipeline-setting5-1.png
Codepipeline-setting5-2.png

作成したサービスロールを設定する。
Codepipeline-setting5.png

6.「パイプラインの作成」ボタンを押下して完了。

[Jenkins]S3にリビジョンをアップロードする

1.サンプルコードを利用する場合、S3にアップロードするファイル群をzip形式にまとめる。
JenkinsのJob設定画面でシェルの実行を選択し、以下を追加する。

cd target
cp demo-0.0.1-SNAPSHOT.jar ../deploy/demo.jar
cd ../deploy/
jar -cMf demo.zip *

2.JenkinsのS3アップロードプラグインを利用して、zip化したファイルをS3にアップロードにする。
以下、設定画面の例。
[Destination bucket]には、CodePipelineで設定したS3バケットを指定する。
S3-setting.PNG

3.[保存]ボタンを押下して完了。

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