はじめに
前回の
TouchDesignerとMaxの箱をちょっと比較をしてみる
は右側の3Dの表示部分(geo1)の紹介だったので、
今回はこの左側のところを見ていく
今回もTouchDesignerの話が多いです。
ジェネレータ
左下のNoise chopは chan1というチャンネル名の出力をする。
ChanelでSampleRateのパラメータをいじると
- 大きいと遅く更新(数が多い、なめらか)
- 小さいと速く更新(数が少ない、荒い)
という動作
値に数式
TransformのX軸の値に
absTime.frame*.6
なんで書いてある。
この*.6とかも値を変えると
- 大きいと速く(値の変更量が大きい)
- 小さいと遅く(値の変更量が小さい)
という動作
absTimeって、おそらく絶対時間で、
そのframe数の値に0.6倍した値を入れている
ノイズの種類
ノイズにもいろいろあって
タイプはエルミート
間をいい感じ補間しつつ、適当な値を返してくれるみたい。
連続性を指定するににx軸値を変化させ続けている感じ。
ランダムにしてみる
TypeをRandomにすると ぐしゃっとなって、動きが止まりました。
seedパラメータに先ほどの数式を入れると
ノイズを生成し続けます。
Sample Rateを変えてみる
こちらもRateを下げると カクカクした値になって反映される
- 下げると荒い
- 上げると細かい
ランダム結果のサンプル数をいくつとるかってパラメータなのかも。
chop to
予告で散々でてきたchop to (TOP)
これはnoise1のchan1の値を
TOP(Texture OP)に変換してくれる
値だけのものをChanel
Data format がLegacyだと
そのまま1ラインで、先ほどのSampling Rateの要素を持っている感じで変換してくれる。
音声入力で絵を揺らす
Audio Device In (CHOP)
で波形がchanとして取り出せる。
chopto1のCHOPの項目を「audiodevin1」とすると
矢印の流れが変わる。
これで、波形の形で絵が歪むようになって面白い。
オーディオ系の接続は慎重に・・・
シフトドラッグでchan1とかをchopto1にドロップして繋がるかと思いきや、自分の環境ではツールが落ちてしまいます。(バグ?)
ここでは名前を入れて接続しています。
編集画面の裏にプレビュー表示
ちなみに編集画面するには右下の青い丸をクリックするとハイライトされて表示されます。
chopto1はどこからでも値をもってこれる
例えば「/local/time/clock」
とかCHOPに指定すると
めっちゃ激しい
topto1 (TOP to CHOP)
でみるとクロック数の整数値がrgbaのチャンネル全てに書き込まれている感じ・・・
つまりは整数値で歪ませすぎているので、
ここは加減させるために・・・
chopto1のrgbaを
selectでrだけにして
mathで範囲を0~600のフレーム数から0~1に変更し
choptoで渡すと
縦にゆっくりスクロールしている感じになった。
いや、これはかなり無理やりですね・・・
ちかちかうるさいので
プレビュー表示はありがたいのですが、頻度が激しいとチカチカするので
左上の丸のアイコンをクリックしておくと、名前表示になって落ち着きます。
疑問
chop toで持ってこれるということは
chop to chopみたいなことはできないのかな?
Maxでいうところのsend recieveみたいな感じの?
おまけでMaxで縦スクロール
こんな感じかな
ちょっとだけMaxと比較
MaxでいうMatrixの扱いがTOP(Texture OP)な感じ
以下、現時点でなんとなくわかったところ(嘘があるかもです)
TouchDesigner | Max | 補足 |
---|---|---|
COMP | 箱 | MaxだとsubpatchとかpolyとかGenとか近い。箱の方に機能がある感で、中身カスタムする。 |
TOP | jit.matrix | rgba4つのプレーン(チャンネル)がある。TDではテクスチャ |
CHOP | 数値 | 数値というかTOPの1チャンネルのみ版 |
SOP | jit.gl | 3Dの空間を扱う系 |
MAT | jit.gl | シェーダ関連? |
DAT | coll | コレクション系なのかな? |