はじめに
Workato では、BOX 等のオンラインストレージから CSV ファイルを読み込むことができます。読み込みを行う場合、 ACTION または TRIGGER を使用する方法があります。
TRIGGER は、CSV ファイルを読み込むためのファイル名からセパレータなどが一括で指定できますが、ACTION は、一括で指定できないため工夫が必要です。
この記事では ACTION を使用する場合の方法を説明します。
3つのアクションを使えば、TRIGGER と同様の読み込みが可能
TRIGGER の New/updated CSV file in Box では、ファイル名からセパレータなどが、一括で指定できますが、ACTION は一括で指定はできません。以下の3つのアクションを使用することで同様の事ができます。
①Search files or folders in Box
ダウンロードするファイル名から②で使用する File ID を取得する。
②Download contents from a file in Box
File IDを使用しダウンロードする。
③Parse CSV
ダウンロードした内容を CSV 形式にパースする。
レシピの作成
①Search files or folders in Box の使用
CSV ファイルを読み込むには、BOX コネクターの Search files or folders in Box アクションを使用し、ファイルに紐づいている File ID を取得します。
②Download contents from a file in Box の使用
BOX コネクターの Download contents from a file in Box を使用し、①で取得したFile IDを用いて、ファイルをダウンロードします。
③Parse CSV
ダウンロードした内容を CSV tools by Workato の Parse CSV を使用し CSV 形式にパースします。
おわりに
いかがでしょうか? 3つのアクションを活用することで ACTION から BOX の CSV ファイルを読み込むことができます。
Workatoの導入・導入後の活用などでお困りの場合、Workatoリセラーにご相談する方法もございます。お困りごとがございましたら、認定リセラーの日立ソリューションズへ是非ご相談ください。
参考リンク
- 株式会社 日立ソリューションズ
- Workato 公式サイト