Draft Pull Requestをリリースしました を読めばおわりです
Draft Pull Requestとは
GitHub Flow などを利用してチーム開発をしていると、すぐマージはできなくても Pull Request(PR) を出したくなる場面があると思います。
そのような時は、 WIP(Work in Progress) を利用することが多いでしょう。
作業中の PR のタイトルに WIP: PR title
や [WIP] RP title
のようにつけるのが一般的です。
WIP を利用することで以下のような恩恵があります
- 作業ログやコメントを残せるため、思考の整理になる
- PR を見ることでコンテキストをレビュワーと共有できるため、レビューが楽になる
また、マージ目的ではなく他のメンバーからのフィードバックをもらうために PR を出すこともあります。
このような場合に便利なのが、今年2月にリリースされた Draft Pull Request です。
Draft PR を利用することで、PR が作業中であることを示すことができ、誤ってマージしてしまうこともなくなります。
使い方
PR を作成するときに、 [Create pull request] の横のプルダウンから [Create draft pull request] を選択して PR を作成します。
実際の PR は以下のようになり、 Draft タグが付き、作業が完了したら [Ready for review] をクリックすることで通常の PR へ変更することができます (通常の PR → Draft への変更も可能です。参考リンク:プルリクエストのステージの変更 - GitHub Docs)