はじめに

小学生の子供が毎朝お友達と待ち合わせをして登校しているのですが、うまく行かずに困っていたので、技術の力で解決しました。

つくったもの

こんな小型の時計的なデバイスです。

ソフトウェアなど一式を上記で公開しています。興味がある人がいたら作ってみてください。

そもそも時刻がわからないので、以下のような失敗が発生します。

そもそも無理がありますね。

２年ほど、大人（＝私）が待ち合わせに参加することで解決していました。

待ち合わせ専用の時計を作成し、子供たちが時刻を知れるようにしました。

ボタンを押すと、緑と赤のLEDで現在の時間を知ることができるデバイスです。

以下の特徴があります

緑の間は揃うまで待つ、赤くなったら揃ってなくても出る。というシンプルなものです。

たまたま会社で電子回路の社内勉強会があり、以下のことを学びました。

それから、１年くらい前に3Dプリンターを買って、よく遊んでいました。

以下の部品を組み合わせて、必要な機能を実現しました。
とにかく小さく作るために、小さいものを選択しました。

回路と基板の設計は KiCad で行い、製造は Elecrow で行いました。

RX8900CE のハンダ付けがちょっと難しかったので、Miniware の MHP50 というリフローはんだ付けをしました。

Rust で MCU 向けに専用のソフトウェアを書きました。

Kicad からエクスポートした 3D データを元に、Adobe Fusion で基板を挟み込むような形のケースを作りました。

3D プリンターで印刷し、基板を収納しました。

サイズは、幅20mm、長さ40mm、厚さ6.3mm になりました。