個人でWebサイトやアプリ、ゲームを作っています(屋号は sesebox です)。
開発は家のPCで Claude Code(ターミナルで動くAI)に任せています。外にいるときは Remote Control という機能を使って、スマホのブラウザから家のClaude Codeに話しかけています。
困っていたのが、**「家のPCにあるファイルを、外で使いたいとき」**です。たとえば、作ったブラウザゲームをゲーム投稿サイトに出すには、ゲームのzipや紹介動画をアップロードしないといけません。これまでは、家のPCの前に座るまで待つしかありませんでした。
試してみたら、Remote Controlの画面からそのままファイルを受け取れました。そのやり方を書いておきます。
(2026年10月時点で試した内容です。仕様は変わるかもしれません)
前提:Remote Controlとは
Claude Codeのセッションを、別の端末のブラウザ(claude.ai)から操作できる機能です。家のPCでClaude Codeを動かしたまま、電車の中のスマホや学校のPCから話しかけられます。
ファイルの読み書きやコマンドの実行は、家のPCの上で行われます。なので、ふつうに「このファイルを見せて」と頼んでも、見えるのは文字だけです。ファイルそのものは手元に来ません。
やり方:Claude Codeに「送って」と頼むだけ
Claude Codeには、SendUserFile という道具(ツール)があります。これを使うと、家のPCにあるファイルを、会話の中に「ファイルのカード」として送ってくれます。
Remote Controlの画面にカードが出るので、押せばダウンロードできます。
頼み方はふつうの言葉で大丈夫です。
C:\...\yurahoshi-crazygames-build.zip を送って
Claude Code側では、だいたい次のような呼び出しになります。
{
"files": ["C:\\...\\yurahoshi-crazygames-build.zip"],
"caption": "受け取りテスト:ゲームのzip(0.7MB)",
"display": "attach",
"status": "normal"
}
-
display: "attach"にすると、中身のプレビューを出さず、ダウンロード用のカードだけを出します。zipや動画のように「保存して別の場所で使うもの」はこちらが向いています - 画像やHTMLを「その場で見たい」ときは
"render"にすると、画面の横に表示されます
実際に送ってみたもの
| ファイル | 大きさ | 結果 |
|---|---|---|
| ブラウザゲームのzip | 0.7MB | 受け取れた |
| 紹介動画(mp4・16秒) | 2.0MB | 受け取れて、再生もできた |
大きいファイル(長い動画など)の上限は、まだ試していません。
これで何が変わったか
ゲーム投稿サイトへの投稿は、ブラウザさえあればどのPCでもできる作業です。足りなかったのは「ファイルが手元にない」ことだけでした。
ファイルを受け取れるようになったので、学校のPCでも投稿できるようになりました。家のPCの前に座れる日を待たなくてよくなったのが大きいです。
ちなみに、送られてきた紹介動画をその場で再生してみたら、ゲームの見せ場が全然映っていないことにも気づけました。手元で見られると、確認も早くなります。
注意すること
- 投稿先のサイトには、その別のPCでログインする必要があります。パスワードは自分で入力します
- 送るのは「本当に使うもの」だけにしたほうがいいです。作業途中のファイルを何個も送ると、会話がカードだらけになって探しにくくなります
- 一部のコマンド(たとえば
/design-login)は、Remote Controlからは使えません。ファイルを受け取るのとは別の話ですが、「Remote Controlで全部できる」わけではない点は覚えておくと安心です
まとめ
- Remote Control中でも、Claude Codeに頼めば SendUserFile で家のPCのファイルを送ってもらえる
- zip(0.7MB)と短い動画(2MB)は、受け取りも再生もできた
- 「ファイルが手元にないから家に帰るまで待つ」作業が、外でもできるようになった