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AdMobの審査に落ちました。理由は「アプリをストアに出していないから」でした

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個人開発でスマホアプリを作っていて、収益を広告でまかなおうと AdMob に申し込みました。結果は不承認。届いたメールにはこう書いてあるだけでした。

お客様のお申し込み内容を確認させていただいたところ、当プログラムのご利用要件を満たしておられないことがわかりました。
なお、この決定について具体的な理由をお尋ねいただいても、お応えいたしかねますのでご了承ください。

理由は教えてくれません。ここから原因を突き止めるまでに丸1日かかったので、同じところで止まる人のために書き残しておきます。

結論から言うと、アプリをストアに公開していなかったのが理由でした。

そもそもAdMobとは

AdMob は、スマホアプリの中に広告を出して収益を得るためのGoogleのサービスです。Webサイト向けの AdSense のアプリ版だと思ってもらえれば近いです。

使うには審査を通す必要があります。審査に通ると「サイト運営者ID(pub- から始まる番号)」が有効になって、アプリに広告を出せるようになります。

やっていたこと

私がやっていた手順はこうでした。

  1. AdMobのアカウントを作る(審査中の状態になる)
  2. 審査を待っている間に、iOS版とAndroid版のアプリをAdMobに登録する
  3. 広告ユニット(ca-app-pub-... という広告の枠のID)を発行する
  4. アプリのコードに組み込む

一見ちゃんと進んでいるように見えます。実際、2〜4は全部できました。AdMobの管理画面は、審査に通っていなくてもアプリの登録をさせてくれます。

そして数日後、不承認のメールが届きました。

原因は公式ヘルプに書いてありました

アプリの準備状況について というヘルプページに、審査が始まる条件が3つ載っています。

条件 意味
① アプリの公開 ユーザーが実際に使える状態になっている
② ストア登録 App Store や Google Play に掲載されていてダウンロードできる
③ AdMobリンク AdMobでセットアップして、ストアの掲載ページとリンクされている

そして、はっきりこう書かれています。

ストアに公開されていないアプリは審査対象外

私のアプリは、開発ビルドをスマホに入れて動かしている段階でした。つまり①も②も満たしていません。AdMobから見ると「審査してほしいと言われたけれど、審査できるものが何ひとつ無い」という状態だったわけです。

ここが罠:TestFlightも内部テストも「公開」ではない

いちばん引っかかりやすいのがここだと思います。

  • TestFlight(iOSのテスト配信)… ❌ 公開ではない
  • Google Play の内部テスト/クローズドテスト … ❌ 公開ではない

同じヘルプに「限定公開のGoogle Playアプリはリンクできない」と明記されています。TestFlightも招待した人しか使えないので同じ扱いです。

「もうテスターに配ってるし、実質公開みたいなものでは?」と思ってしまいますが、AdMobの基準では一般ユーザーがストアからダウンロードできるかどうかが全てです。ここは自己判断が効きません。

私が途中で間違えた推測

原因を探している最中、私は2回まちがった推測をしました。両方とも「観測ひとつから話を広げすぎた」パターンだったので、恥ずかしいですが残しておきます。

まちがい① 「AdMobの管理画面が全部リダイレクトされる。アプリ登録すらできない状態なんだ」

→ 違いました。アプリは不承認になる前にちゃんと登録できていました。管理画面がロックされているのは「不承認になった後だから」であって、「登録できなかったから」ではありません。順番が逆でした。

まちがい② 「AdSenseと同じ運営者IDだから、AdSenseの審査結果を待てばAdMobも通るはず」

→ 違いました。AdMobが見るのはアプリだけです。同じアカウントでWebサイトを運営していても、そのサイトの中身はAdMobの判断材料になりません。

このとき効いたのは、画面を眺めて考えることではなく、自分の作業ログを読み返すことでした。「8月30日にアプリ登録済み」と自分で書いていたので、まちがい①はログを開いた瞬間に潰せました。

結局どうすればいいのか

「AdMobを通す」の実体は「アプリを1本ストアに公開する」です。 再申請ボタンを何度押しても、公開されていない限り結果は変わりません。

なので順番はこうなります。

  1. アプリをストアの審査に出す
  2. 審査に通ったら公開する(手動リリース設定にしている場合は、公開ボタンを押すまでストアに並びません。ここも見落としがちです)
  3. AdMob側で、そのアプリをストアの掲載ページにリンクする
  4. AdMobに再申請する

私はいま2の途中です。作っているのは ぶーかつ というポイ活アプリで、審査に提出したところです。広告の実装自体はもう終わっているので、公開されたらそのままAdMobに戻る予定です。

まとめ

  • AdMobの不承認メールに理由は書かれていない
  • アプリがストアに公開されていないと、そもそも審査対象にならない
  • TestFlight・内部テスト・クローズドテストは「限定公開」なので公開に含まれない
  • 審査に通っていなくてもアプリ登録や広告ユニット発行はできてしまうので、「進んでいる感」に騙されやすい
  • 原因を探すときは、画面を見て推測する前に自分の作業ログを読む

広告を収益の柱にする予定なら、「アプリを公開する」が広告実装より前に来ると覚えておくと、私のように1日溶かさずに済みます。

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