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VirtualBoxにCentOSをインストールする方法

Last updated at Posted at 2018-06-20

はじめに

IT職に就いていると、自宅のPCに学習用環境が欲しく(必要に)なったりします。
システムの開発環境や製品などは、個人利用フリーのものが多いので、利用には困りません。
そのため、割と簡単に自宅PCでも学習環境を整えることができます。

まぁ、そうなんですが…自宅PCにいろんなものをインストールしまくっていると、どんどん動作が重たくなってくるわけですね。
それで必要なくなった製品を消すかと思っても、アンインストールに失敗して二度と消せなくなるとかってこともあります。
どうしても解決しようと思うとOSごとインストールしなおすしかないんですが、それがまーまー面倒なわけです。

筆者は最近PCを買い替えたので、新しいPCにも開発環境を構築使用したわけですが、前のPCと同じ轍を踏まないため、今度はVMで仮想環境を立て、そこに開発環境を構築しようとしました。
VMであればバックアップなんかもOSごととっておいたり楽ですしね。

その時の手順を備忘として記載しておきます。

1. 環境情報

構築する環境情報を記載します。

環境 バージョンなど 特記事項
ホストOS Windows10 Pro
ゲストOS CentOS7
仮想化ソフトウェア Oracle VirtualBox Windowsプロですが、Hyper-Vは使いません。

#2. Oracle VirtualBoxのインストール
ダウンロードページからVirtualBoxをインストールします。

3. CentOSのインストール

VirtualBoxにCentOSをインストールします。
手順はこちらの記事で詳しく紹介されていますので、筆者が個人として参考記事とは違う操作をした際の注意書きだけ記載しておきます。
他にも参考になるWebはたくさんありますので、最後にまとめて記載します。

3.1. ダウンロード

ダウンロードするバージョンは、特にこだわりがなければ7をダウンロードしてください。

3.2. インストール

個人的に、インストール中に出てくるストレージは可変サイズを選択しておいた方が無難かと思います。
筆者はゲストOS上にOracleを入れようとして容量が足りなくなりました。
固定サイズにした方が動作は早くなりますが、あとで容量の拡張ができないというデメリットがあります。
絶対にできないわけではないのですが、正直めんどくさいです。
筆者はそれに気付かずあとでインストールしなおしましたorz

4. インストール後の設定

ネットワークアダプターの追加まではやっておいた方がいいと思います。
基本VMの画面でゲストOSの操作ができますが、どうしても重くなったりするので、TeratermなどSSHクライアントで操作できるようにしておいて損はありません。

5. その他の設定

筆者の個人的なオススメ設定を記載しておきます。
そんなにないのですが、パスやaliasなどの設定を記載しておきます。

5.1. カレントディレクトリにパスを通す

カレントディレクトリ(自分が今見ているディレクトリ)にパスを通します。
これをやっておくことで、カレントディレクトリにある実行ファイルを./抜きで実行することができます。
パスを通すには、.bash_profileにカレントディレクトリを追記ます。

.bash_profile
# 「.」はカレントディレクトリを示す記号なので、
# 「.」をパスに追加します。
PATH=$PATH:.

5.2. aliasの追加

aliasとはコマンドの別名で、登録したaliasをコマンドとして実行することでいろいろなことを実現できます。
ここではlsを見やすくするaliasしか紹介しませんが、aliasを知らなかった方はぜひ紹介しているもの以外にも活用してみてください。
aliasは.bashrcに記載します。

# .bashrc
alias ls='ls -F --color=auto'
alias la='ls -aF --color=auto'

6. ゲストOSに製品をインストール

開発に必要なツールのいろいろとか製品のいろいろをインストールします。
長くなってしまうので、インストールするものごとに別の記事に記載します。
表にリンクをつけますので、そちらを参照してください。

インストール物 リンク 特記事項
Oracle DB 12c CentOS7にOracle12cをインストールして使う方法+トラブルシューティング

#おわりに
仮想環境は構築できましたでしょうか。
これからゲストのCentOS上に筆者がインストールしたいろいろの手順や、トラブルシューティングなどを記載した記事を増やしていきますので、困ったらこちらの記事をまたのぞきに来てみてください。

おまけ

この記事を編集したときには知らなかったのですが、どうやら公式でOracle19c構築済みの仮想アプライアンスを配布してくれているようです。
これをインポートすれば、インストール作業不要でOracleが使用できます。
参考記事はこちらです。
https://qiita.com/ora_gonsuke777/items/b41f37637e59319796b4

参考

筆者もお世話になりました参考WebのURLを一覧で記載しておきます。
製作者、管理者の方々に感謝です。

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