はじめに
Rユーザーの皆さん、ggplot2を快適に使用していらっしゃいますか?
ぼくはと言いますと大変に苦手でして、毎回RStudioを開いて可視化の処理を行うたびに「あれ、どうやるんだっけ?」状態です。
データクレンジングには興味があるので飲み込みに抵抗はないのですが、集計や可視化にはあまり関心がなかったので疎かになりがちだったんですよね。
で、どうしたもんかと調べていたらggplot2をGUI上で操作できるという夢のようなパッケージを発見した次第です。
これから紹介する「esquisse」パッケージはとても便利です!
ぼくと似たような悩みを抱えている方、より快適にggplot2を使用したいという方にはうってつけのツールですよ!
ちなみに「esquisse」はフランス語で「スケッチ」を意味するそうです。
esquisseパッケージの使い方
パッケージの導入と使い方はとっても楽です。
# ライブラリ -------------------------------------------------------------------
pacman::p_load(esquisse)
# ソース本文 -------------------------------------------------------------------
esquisse::esquisser(iris)
これだけ。
パッケージの使用宣言をして、関数を実行するだけでGUIから操作ができてしまいます。
esquisser関数を使用すると以下の画面が出てきます。
ドラッグ&ドロップで見たい項目やグルーピング、色分け等が一瞬で出来ます。
たとえばirisのSpecies(種)別にPetal.Length(花弁の長さ)を表示させてみます。
この通り。一瞬ですね。
ヒストグラムだけでなくデータセット項目の組み合わせにより箱ひげ図、散布図等も可視化することができます。
作成したグラフは画面下メニューでタイトルやオプション等を自由に設定できるほか、ソースコードをスクリプトに貼り付けることが出来てとっても便利!(ここ重要)
[Export & code]を選択し、[Insert code in script]をクリックするだけの簡単操作でスクリプトに貼り付けができます。なんだこれ、すげえなesquisse
おわりに
何度も言いますが「esquisse」とってもとっても便利です。
ggplot2は初心者だという方も手練れの方も、ぜひ覚えていってください。
やっていきましょう。