iOSでアプリを数個リリースし、知見も少し溜まってきましたが
リリース前にやるべきことが多く度々忘れる部分もあるので備忘録がてら残しておきます。
リジェクトされやすい項目も上げておきます。
※証明書関連は本記事では説明しません
スクリーンショット関連
解像度が一致すればシュミレーターの機種はなんでもいいのですが、
自分はいつも下記でやっています。
・5.5インチ用(1枚以上用意)
サイズ:1242 x 2208
機種: iPhone8Plus
・6.5インチ用(1枚以上用意)
サイズ:1242 x 2688
機種 iPhone13ProMax
※シュミレーターのスクショについて
・Command + shift + 4 、Enter
を押しシュミレーターを選択する
・option
を押しながら撮影する
そうすると、影がなくなるので加工時に便利です。
アイコン関連
いつも下記サイトで全サイズを生成しています。
iOSだけでなくAndroid用もいけるみたい👀
作成したアイコン用画像をアップすると、ファイルを生成してくれます
そしてAssets.xcassetsの中にあるApplcon
をXcodeのAssets.xcassetsにアップするだけです。
※ドラック&ドロップでアップできますが、その際下記のようにAppIcon-1と生成されてしまう場合があります。
するとarchiveビルド時にエラーがでてしまうのでAppIconの方を削除して、AppIcon-1 → AppIconと修正しましょう。
AppStoreConnectについて
記載ミスや記載忘れがあるとリジェクト対象になるのでしっかり記入しましょう。
記載忘れがちな箇所
- 年齢制限指定
- 価格設定
- プライバシーポリシーURL
- データタイプ
- サポートURL
- GoogleフォームのURLだけではNGだったので、mailアドレス記載のURLが良い
- マーケティングURl
- 連絡先情報
- サインインがあるかに関わらず必要。電話番号は
+81~
で記載する
- サインインがあるかに関わらず必要。電話番号は
アプリのarchiveビルド(アップロード)
- Xcodeを起動してProducts→Archiveを選択
- アーカイブビルド成功後、DistributeAppを選択
- Select a destinationの中からUploadを選択してNext
- 「Include bitcode for iOS content」と「Upload your app's symbols to receive symbolicated reports from Apple」にチェックを入れてNext
- 「"アプリ名" needs to be signed for App Store Connect distribution.」と質問されたらAutomatically manage signingを選択
- アーカイブの詳細情報が表示されたらUploadを選択
- 「App "MyApp" successfully uploaded.」がでたら成功
リジェクトの理由
・アプリの説明・記載不足
上記でも説明した、記載漏れが原因でリジェクトされます。
マーケティングURLやプライバシーポリシーがしっかり確認できない場合も同様です。
・サインイン情報の記載忘れ
SNSなどのサインイン機能がある場合はレビュー時用のサインイン情報を記載する必要があります。
・アクセス許可時の説明不足
アプリ内でカメラ・写真ライブラリを使用する際にその目的を表示させていないとリジェクトされます。
自分の場合はアイコン設定時のみの使用だったので
アプリに表示・使用するための写真や動画をライブラリから選択する目的でリクエストします
と記載しました。
アプリの説明文が不十分
説明文がシンプルすぎるとリジェクトをくらいます。
機能などしっかり記載しましょう。
個人情報の取得
アプリが立ち上がっていきなりサインインさせる、のような会員登録ありきのアプリはダメと怒られます。
SNS系アプリの場合だっだら、説明すれば審査通るみたいですが個人開発だと厳しそう・・(説明しましたが何度もリジェクトされました)
なので、あとからサインインさせる機能が現実的かと思います。