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Virtualbox環境にて、CentOS8を構築する

Last updated at Posted at 2019-09-28

本記事はCentOS8をVirtualbox環境にインストールしたい人向けの記事です。

TL;DR

基本的には画面の指示に従っていけば問題なくインストールできますが、いくつか罠があったのでそこだけ注意。

環境

Window 10 Home
Virtualbox 5.2.8r

手順 

dvd.isoをローカルPCにダウンロードする

CentOS公式ダウンロードページから。
6.6GBあるので、ゆっくり待ちましょう。
image.png

Virtualbox上でインストール

DVD isoをVirtualboxのドライブにセットし、仮想環境を立ち上げてインストールします。
基本的に、画面の指示に従っていけば問題なくインストールできます。

この方が、スクショ付きで解説されているのでご参考まで。本記事ではスクショは割愛します。
CentOS8 OSインストール/cockpit/リポジトリ追加/Ansible/snappy

以下、Virtualboxでインストールする際の注意点です。

注意点1

Virtualboxでの仮想サーバ作成時、
メモリはデフォルト1GB(1024MB), ディスクは8GBですが、
CentOS8のメモリ推奨は1.5GB、ディスク必要容量は8GB強あります。

メモリ1GBで怒られるかどうかはわかりませんが、ディスク8GBだと自動パーティションに容量が足りないと怒られます(手動でパーティション調整すればいけるような気がします)

初回の仮想環境作成時に、ディスクは16GB程度確保しておくようにしましょう。

注意点2

image.png

「Server with GUI」を選択してCentOS8をインストールすると、インストールが正常に完了したのち、OSが立ち上がってこなくなります。
「Server」を選択してインストールを行いましょう。

ありがとうございました -> CentOS 8 リリース待ち→リリースされた2019-09-24(^^)

Hello, CentOS8 !

これでコンソール画面からの接続ができるようになったはずです。

ホスト端末からSSH接続を行う

RLogin等のターミナルソフトを使って、SSH接続をしてみましょう。
image.png
設定> ネットワーク > ポートフォワーディングから、いつものようにポートフォワードの設定を入れます。

Ubuntuの場合はこれでよかったですが、CentOSの場合はこれに加え、ネットワークインターフェースの有効化が必要みたいです。

/etc/sysconfig/network-scripts/以下の、ifcfg-enp0s3等ファイルを編集します。

TYPE=Ethernet
PROXY_METHOD=none
BROWSER_ONLY=no
BOOTPROTO=dhcp
DEFROUTE=yes
IPV4_FAILURE_FATAL=no
IPV6INIT=yes
IPV6_AUTOCONF=yes
IPV6_DEFROUTE=yes
IPV6_FAILURE_FATAL=no
IPV6_ADDR_GEN_MODE=stable-privacy
NAME=enp0s3
UUID=d3780950-2513-4e68-8c97-ffd4567ce20e
DEVICE=enp0s3
ONBOOT=yes

ONBOOTをyesに変更して保存し、サーバをリブート。
ありがとうございました -> VirtualBox に入れた CentOS のネットワーク設定

後は、sshコマンド発行すれば入れます。
今回のポートフォワードの設定であれば、発行するコマンドは以下のようになります。

ssh root@127.0.0.2 -p 2222

日本語入力を有効にする

日本語の言語パックをインストールしましょう。日本語の文字化けを防ぐことができます。
dnfのエラーコードを解消することもできます(詳細リンク)。

# sudo yum -y install langpacks-ja

参考

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