公式情報の詳細を全てこの記事に盛り込みましたので、是非、最後までお読みください。
GitHub Copilotが月ごとに回数制限のある無料版「GitHub Copilot Freeプラン」を提供開始!
日本時間の2024年12月19日、GitHubのユーザー数が1億5,000万人を突破したことと、「GitHub Copilot Freeプラン」の提供開始を全世界へアナウンスしました。個人用のGitHubアカウントを持つユーザーは、2000回/月までのコード補完、50回/月までのチャットメッセージという制限付きでの無料利用が可能になりました。
「GitHub Copilot Freeプラン」について
https://docs.github.com/en/copilot/managing-copilot/managing-copilot-as-an-individual-subscriber/about-github-copilot-free
GitHub Copilot Freeの利用が可能に
GitHubアカウントを持つユーザーは、GitHubやVisual Studio Code、その他のIDE上でGitHub Copilotの無料利用が可能になりました。AnthropicのClaude 3.5 SonnetまたはOpenAIのGPT-4oを選択することが可能で、よりパーソナライズされたコーディング体験が実現します。この機能は、個人のGitHubアカウントに組み込まれており、簡単にアクセスできます。
GitHub Copilot Freeの概要
GitHub Copilot Freeは、サブスクリプションなしでAIによるコーディング支援を体験できる、限定的な機能へのアクセスを提供します。ただし、以下の条件に該当する場合、Copilot Freeは利用できません。
- 管理されたユーザーアカウントを持っている場合
- 組織を通じてCopilotのライセンスが割り当てられている場合
- 既存のCopilot Proサブスクリプションまたはトライアルがある場合
- 学生、教師、オープンソースメンテナーとしてCopilot Proへの無料アクセスがある場合
無料プランの詳細
GitHub Copilot Freeプランでは、以下の機能が提供されます:
- 月ごとに2000回のコード提案: VS CodeのワークスペースやGitHubプロジェクトに合わせたコンテキストに基づく提案を受け取れます。
- 月ごとに50回のCopilot Chatメッセージ: VS CodeやGitHubでCopilot Chatを使用して、質問をしたり、コードのリファクタリング、デバッグ、ドキュメント作成、説明を行ったりできます。
- AIモデルの選択: AnthropicのClaude 3.5 SonnetまたはOpenAIのGPT-4oのいずれかを選択できます。
- マルチファイルの編集: Copilot Editsを使用して、複数のファイルに対して変更を加えることができます。
- Copilot Extensionsエコシステムへのアクセス: サードパーティ製エージェントを使用して、Perplexityを介したウェブ検索やStack Overflowからの情報取得などが可能です。
Copilot Freeの制限
Copilot Freeには以下の制限があります:
- コード補完は月ごとに2000回まで。
- Copilot Chatは月ごとに50回のメッセージまで。この制限には、VS CodeやVisual Studioでの標準チャットとマルチファイル編集チャットが含まれます。
これらの制限に達した場合は、Copilot Proにアップグレードすることで引き続き利用できます。
機能制限
Copilot Freeには、以下の機能は含まれていません。
- アクセスマネジメント
- 監査ログ
- ポリシー管理
- ファイル除外
- 使用データ
- 補償カバレッジ
Copilot Freeへのアクセス方法
Copilot Freeにアクセスする方法はいくつかあります。
VS Code
VS Codeでは、エディタから直接Copilot Freeにアクセスできます。
- VS Codeのサイドバーで「Copilot Freeにサインアップ」をクリックします。
- GitHubアカウントを持っている場合はサインインを求められます。アカウントがない場合は、新規作成を促されます。
GitHub.com
Copilot Freeを使用すると、GitHub上のチャットインターフェース(https://github.com/copilot )を通じて質問ができます。
- サインイン後、GitHubの任意のページの左上隅にあるアイコンをクリックして個人ダッシュボードにアクセスします。
- ダッシュボードの上部にある「質問をする」ボックスを使用して、Copilotとのチャットを開始します。
その他のIDE
他のIDEでCopilot Freeを使用するには、まずGitHubアカウント設定でCopilot Freeを有効にする必要があります。
- GitHubの任意のページの右上隅にあるプロフィール写真をクリックし、「Your Copilot」を選択します。
- 「Copilot Freeを使用開始」をクリックしてCopilot Freeを有効にし、会話スレッドを開きます。
- 「他のIDEでCopilotを使用」をクリックし、使用しているIDEの指示に従います。
GitHubの成長と影響
今回のGitHub Copilot Freeプランの導入により、さらに多くの開発者がAIを活用したコーディング支援を受けられるようになります。これにより、開発者の生産性が向上し、より良いソフトウェア開発が促進されることが期待されます。新たなツールを手に入れ、より効率的な開発環境を実現しましょう!