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Notionの「フィルタ・ソート・数式」を使いこなす実践テクニック集 — ただのメモアプリで終わらせない方法

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Last updated at Posted at 2026-03-08

フリーランスエンジニアとして3年、Notionを毎日使い込んできた。正直に言うと、最初の半年は「ちょっとおしゃれなメモアプリ」としか思っていなかった。

転機はデータベースの フィルタロールアップ を覚えたこと。あの瞬間から、Notionは「業務管理システム」になった。

この記事では、Notionを「メモ帳以上」に進化させる実践テクニックを具体例付きで紹介する。

1. フィルタの基本 — 「見たいデータだけ」を一瞬で絞る

データベースに100件のタスクがあっても、今見たいのは「今週期限の未完了タスク」だけ。

フィルタ条件:
  ステータス ≠ 完了
  AND 期限 ≦ 今週末
  AND 担当者 = 自分

ポイントは ANDとORの使い分け 。Notionのフィルタグループ機能を使えば、複雑な条件も組める。

実例: 請求漏れチェックフィルタ

フィルタグループ (AND):
  ステータス = 納品済み
  AND 請求書発行 = No
  AND 納品日 ≦ 1ヶ月前

これで「納品したのに請求していない案件」が一覧になる。月末にこのフィルタを開くだけで、請求漏れがゼロになった。

2. ソートの戦略 — 「優先度」を自動で決める

単純に期限順でソートするだけでは足りない。実務では 「緊急度 × 重要度」 の掛け合わせが必要。

やり方は、数式プロパティで優先スコアを計算する:

// 優先スコア数式
if(prop("緊急") == true and prop("重要") == true, 4,
if(prop("緊急") == true and prop("重要") == false, 3,
if(prop("緊急") == false and prop("重要") == true, 2, 1)))

このスコアで降順ソートすれば、常に「今やるべきタスク」がトップに来る。

3. ロールアップ — データベースをまたいだ集計

リレーションで紐づけた別データベースの値を引っ張ってくる機能。これがNotionの真骨頂。

実例: 案件ごとの合計工数を自動計算

案件DBとタスクDBをリレーションで繋ぎ、案件DB側にロールアップを設定:

  • 対象リレーション: タスク
  • 対象プロパティ: 実工数(時間)
  • 計算: 合計

これだけで、案件詳細ページを開くと「この案件にかかった合計工数」が自動表示される。

4. 数式の実用パターン5選

パターン1: 日数カウントダウン

dateBetween(prop("期限"), now(), "days")

→ 「あと何日」が自動表示。マイナスになったら遅延。

パターン2: 月間売上集計(条件付き)

if(
  formatDate(prop("日付"), "YYYY-MM") == formatDate(now(), "YYYY-MM"),
  prop("金額"),
  0
)

パターン3: ステータス自動判定

if(prop("進捗率") == 100, "完了",
if(prop("進捗率") > 0, "進行中", "未着手"))

パターン4: 請求可能額の計算

prop("単価") * prop("時間") * (1 - prop("値引率") / 100)

パターン5: 経過日数による色分け用スコア

if(dateBetween(now(), prop("最終更新"), "days") > 30, "放置",
if(dateBetween(now(), prop("最終更新"), "days") > 14, "要確認", "OK"))

5. ビューの使い分け — 同じデータを4視点で見る

1つのデータベースに対して、ビューを切り替えるだけで用途が変わる:

ビュー 用途 設定
テーブル 全データ俯瞰 デフォルト表示
ボード カンバン式進捗管理 ステータスでグループ化
カレンダー 期限ベースのスケジュール 期限プロパティ
ギャラリー ポートフォリオ的な見せ方 カバー画像付き

同じデータなのに、見え方が変わるだけで使い方が変わる。 これに気づくとNotionの設計思想が一気に理解できる。

まとめ — 「設計」を知ればNotionは最強の業務ツールになる

フィルタ、ソート、数式、ロールアップ。この4つを覚えれば、Notionは「メモアプリ」から「業務管理システム」に進化する。

ただ、実際に業務で使えるレベルまで設計するには、DB同士の関連付け(リレーション)の設計と、運用に合わせたフィルタ設定がセットで必要になる。

ここで紹介したテクニックを実際のDB設計に落とし込んだ完全ガイドを、noteで公開しています。

3つのDB(案件・タスク・収支)の全フィールド設計、リレーションの設定手順、請求漏れゼロのステータス管理フロー、確定申告に直結する経費カテゴリの分け方まで — フリーランスの管理を丸ごと仕組み化する内容です。

Notionの具体的なDB設計・フィルタ設定を全公開したガイドはこちら

また、設計済みですぐ使えるNotionテンプレートも配布しています。インポートするだけで案件・タスク・収支管理が即日始められます。


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関連リソース

実際に検証した結果をもとに、テーマ別の詳細比較サイトも運営しています:

  • GridFree — ポータブル電源・ソーラー発電の実測レビュー&比較
  • SoloStack — ソロプレナー向けAIツール実践ガイド
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