はじめに
WSL2のTipsをまとめる。Linuxの一般的な内容も含む。
目次
ホームディレクトリ
WindowsでWSL2(Ubuntu)を起動させたとき、root権限のままだと、起動ディレクトリが/root
になっている。(/
でない)注意。
cmd
$ pwd
$ /root
ホームディレクトリへの移動は
cmd
$ cd ~/
ユーザ追加
WSL2(Ubuntu)でユーザ追加
cmd
$ sudo adduser <ユーザ名>
追加したユーザをWSL2(Ubuntu)の起動時のユーザにしたい場合
PowerShellを起動して
powershell
#ubunt22.04の場合 <ユーザ名>にする
ubuntu2204 config --default-user <ユーザ名>
#ubunt22.04の場合 rootに戻す
ubuntu2204 config --default-user root
Windowsのファイルエクスプローラを起動する
WSL2(Ubuntu)でWindowsのファイルエクスプローラーを起動させる方法。これでwindowsとWSL2(Ubuntu)間でファイルのやり取りできる。Windows-WSL2(Ubuntu)間でのファイル移動は権限の注意が必要。
cmd
$ explorer.exe .
ファイル権限変更
root権限をuserの権限に変更
cmd
#test.txtをuserへグループ、ユーザ所有権両方変更
$ sudo chown user:user test.txt
#test.txtをuserへユーザー所有権を変更
$ sudo chown user test.txt
chmod
chmodで権限を変更する
chmod [所有者][グループ][その他] <ファイル名>
- r:読み込み権限
- w:書き込み権限
- x:実行権限
--- | --x | -w- | -wx | r-- | r-x | rw- | rwx |
---|---|---|---|---|---|---|---|
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
cmd
$ chmod 777 test.txt
$ -rwxrwxrwx test.txt
USBメモリをマウント
PCに刺したUSBメモリをマウントする。Windows上のドライブが Eドライブだった場合の例。
cmd
# Eドライブでmount---
$ sudo mkdir /mnt/usb
$ sudo mount -t drvfs e: /mnt/usb/
# unmount---
$ sudo umount /mnt/usb