はじめに
電子工作用として、1Mbit(128kbyte)のEEPROMを使ってみたのでまとめる。
24FC1025のピン配置
A0/A1/A2I2Cのアドレスを設定できる。アドレスの下位3bit分表現できる。すべてLowにした場合は0x50。すべてHighにした場合は0x57。WPは書き込みのプロテクトピン。Lowにすることで書き込みができる。
A0/A1/A2/WPをすべてGNDでつなげるとI2Cアドレス0x50でいつでも読み書きができる状態となる。
書き込み
Offset 0x0000に0xAAを書き込む例。
I2cAddr(W) | AddrH | AddrL | Data1 |
---|---|---|---|
0x50 | 0x00 | 0x00 | 0xAA |
連続して書き込む場合は、先頭のオフセットを指定してから、連続してデータを設定する。Offset 0x0000から3byte 0xAA/0xBB/0xCCを書き込む例。
I2cAddr(W) | AddrH | AddrL | Data1 | Data2 | Data3 |
---|---|---|---|---|---|
0x50 | 0x00 | 0x00 | 0xAA | 0xBB | 0xCC |
読み込み
Offset 0x0000から1byte読み込む場合は、Offsetを設定後、読みこむ。
I2cAddr(W) | AddrH | AddrL | I2cAddr(R) | data1 |
---|---|---|---|---|
0x50 | 0x00 | 0x00 | 0x51 | 0xAA |
連続して読みこみ場合は、先頭のオフセットを指定してから、連続してデータを読み込む。Offset 0x0000から3byte を読み込む例。
I2cAddr(W) | AddrH | AddrL | I2cAddr(R) | data1 | data2 | data3 |
---|---|---|---|---|---|---|
0x50 | 0x00 | 0x00 | 0x51 | 0xAA | 0xBB | 0xCC |
以上