var とval の読み方と略称
var
読み方:バー
「variable」(変数)の略称
val
読み方:ヴァル
「value」(値)の略称
説明
共通点
両者はどちらも変数です。
変数には"型"があり、"型"によって入れていいものとダメなものが決まります。
例えばInt型は整数しか入れることができず、String型は文字列しか入れることができません。入れる値によって型を使い分ける必要があるわけです。
Int i = 1
String str = "A"
しかしvarとvalは使い分ける必要がありません。代入する値を見て、「この値はこの型だ!」と判断してくれます。
var i = 1
var str = "A"
val i = 1
val str = "A"
相違点
varは再代入ができますがvalはできません。
例えばvarは"A"を代入後、"B"を再代入することができます。
var str = "A"
str = "B"
しかしvalはこれができません。"A"を入れてしまった以上、値は"A"のままにしなければなりません。
再代入不可という縛りは誤って再代入させないなどのメリットがあります。基本的にはvalを使い、必要に応じてvarを使うといいでしょう。