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パラメータテーブルと、その値を取るカスタム関数|Power Query

Last updated at Posted at 2019-08-02

パラメータが必要なときは、よく使っています。
僕の方式だと戻り値のデータ型がanyなので、実際に使う場合は適宜データ型の変換が必要になります。
この辺りをコントロールする方法が見つかったら、書き足すかも知れません。

###準備
下図のようなテーブルを作り、名前を「ParameterTable」としておきます。
※テーブル名はコードの方もいじれば変えられますが、列名は必ず、NameとValueにしてください。(Record.FromTable関数が作動しなくなるため)

image.png

###関数のコード
名前は何でもいいです。
※レコード化せず、テーブルのままフィルタをかけ、ドリルダウンをする方法でも書ける。パフォーマンスに違いがあるほどデータを詰め込んだことないので、どっちがいいかは不明。

GetParameterValue
(ParameterName as text)=>
let
    Source = Excel.CurrentWorkbook(){[Name="ParameterTable"]}[Content],
    #"Changed Type" = Table.TransformColumnTypes(Source,{{"Name", type text}, {"Value", type any}}),
    Custom1 = Record.FromTable(#"Changed Type"),
    Custom2 = Record.Field(Custom1,ParameterName)
in
    Custom2

###実行した様子
普通は、こういうコードを書いて、コード内で固定値に差し替えて使います。

= GetParameterValue("日付")

もちろん、パラメータの名前を打って、呼び出しをしても動きます。
image.png

###コピーの仕方
都度、テーブルを作って、関数をコピペ――でもいいんですが、下図のようにテーブルの隣に適当にロードした値をくっつけておいて、ブックとして保存しておくと便利です。
この状態でシートをコピーしてやれば、クエリも一緒にコピーされます。

元のファイルの様子
image.png
コピー先での様子
image.png

###参考
一般的な関数の書き方としては、下記サイトからダウンロードできるPDFの9章が詳しいです。
Power Query M language specification - PowerQuery M | Microsoft Docs

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