はじめに
家計簿って、入力するのは簡単そうで意外と続かない。
その理由の一つが、レシートの仕分けや転記作業が地味に面倒なこと。
だったらこの作業、ロボットに任せれば良いのでは?と思い立った。
今回作ったRPAは次のような動きをする。
ユーザーはレシートの内容をテンプレートExcelに入力する
入力済みファイルを「未処理フォルダ」に置く
ロボットを実行すると、未処理ファイルを読み込んで集計用Excelに転記する
処理が終わったファイルは「処理済みフォルダ」へ移動する
入力作業は人間が、転記と整理はロボットが担当する形だ。
これだけで家計簿運用がかなり軽くなる。
フォルダ構成
家計簿管理
┣ 集計.xlsx
┣ 未処理
┗ 処理済み
テンプレート.xlsx
ユーザーが操作するのはテンプレートExcelだけ。
ファイル名は購入日時(例:20251130_1930.xlsx)のようにしておくと管理しやすい。
テンプレートExcel(レシート入力用)
1行につき1商品を入力する形式とした。
店名 商品名 カテゴリ 金額 備考
A店 牛乳 食費 158 セール品
A店 ティッシュ 日用品 298
入力が終わったら、このファイルを未処理フォルダに置くだけで良い。
集計Excel
こちらは仕訳台帳のような形式。
転記された内容はこのシートにどんどん蓄積されていく。
日付 店名 商品名 カテゴリー 金額 備考
日付はファイル名から自動的に取得するため、ユーザーが記入する必要なし。
UiPathのロジック概要
未処理フォルダ内のExcelを取得
↓
ファイル名から購入日を抽出
↓
データテーブル化して1行ずつ集計Excelに追記
↓
集計が終わったら対象ファイルを処理済みフォルダへ移動
↓
次のファイルへ
使う主なアクティビティは
For Each File in Folder、Read Range、Append Range、Move File など。
難しい制御は必要なく、初心者にもおすすめ
作成してみて感じたこと
・レシート単位の入力だけで家計簿が勝手に溜まっていく
・仕分けや金額転記のミスがゼロになる
・レシートで残すことで後々の情報分析に役立った
・思っていたよりRPAと家計簿の相性が良い
まとめ
「手元のExcel入力 → 指定フォルダに置く → RPAが集計」という流れは
家計簿以外の業務でも応用できる。
例えば
・勤怠明細の収集
・経費精算の一次入力
・部門別の購入履歴整理
など、Excelベースの業務にはそのまま転用できます。
UiPathの練習題材としてもちょうどよい規模なので、興味があればぜひ。