PhotoshopExtensionを作ろうと思った時まとまった情報が少なくて困ったのでまとめました。
こちらのブログ大変参考になりました!ありがとうございます。 http://rarihoma.xvs.jp/2014/08/23/1/
作り方
PhotoshopExtensionには様々な形式があります。
ExtensionScript
JSからPhotoshopのAPIを利用して動作する。ちなみにExtensionScriptが記述されたファイルの拡張子は.jsx。
PhotoshopのScriptsディレクトリ以下にExtensionScriptを記述したファイルを置くことで実行できるようになる。
お手軽に拡張機能を作りたい人向け。これから説明する他の開発形式でもjsxを呼び出すことはできるので、PhotoshopExtensionを作ろうと思ったら知ってないといけないやつっぽい。
ドキュメント
英語(本家): http://www.adobe.com/devnet/photoshop/scripting.html
日本語: http://www.openspc2.org/book/PhotoshopCS6/
fyi) StringとかFileとかのめっちゃ基盤的な部分の日本語ドキュメント: http://www.openspc2.org/reibun/AdobeJS/CS6/index.html
本家にも載っていないAPIがあったりするが、Scripting Listener Plug-inというプラグインを動作させた状態でPhotoshopを操作すると、操作がどのAPIで行われたかのログを見ることができるらしいのでそれで頑張る。さっきの本家documentページからダウンロードできる。
Generator
Photoshopと、ローカルに立てたNodeJSのサーバで通信して動作する。サーバに配信されるPhotoshopのイベントをハンドルして処理を記述していく。リアルタイムで画像書き出しとかしたい人向け。
ドキュメント
ないらしい。
githubの公式リポジトリのサンプルが豊富なのでコードから察する。
開発を始めるための手順をまとめたブログ
日本語: http://codezine.jp/article/detail/7545
英語: http://tomkrcha.com/?p=3896
Custom Panel
カスタムパネルを作れる。GUIに特化できるのでそういう系をやりたい人向け。htmlで作れる。
ドキュメント
開発を始めるための手順をまとめたブログ
日本語: http://aphall.com/2014/08/cep-5-getting-started/
develop by SDK
Generatorとは違って、Photoshopを外部デバイスから制御できるらしい。Cで書いたりするんだと思う。
ダウンロードはこちらhttp://www.adobe.com/devnet/photoshop/sdk.html
リリース方法
AdobeExchangeという、Adobe製品のためのテンプレートとかスクリプトを配布できるサイトを通して行う。
開発者用アカウント登録をして、ダッシュボードからプラグインのパッケージをアップロードする。無料アカウントだと年に10個公開できる。内有料は2つ。
プラグインをパッケージ化するためのAdobe Exchange Packagerはリソースページで配布されてるのを使う。
https://www.adobeexchange.com/resources
パッケージをアップロードした後必要な項目の入力が完了するとレビューに入る。レビューが終わるとメールが届いてストアに公開できるらしい。
おまけ: 副産物
Photoshopの更新内容をSlackにリアルタイム反映させるGenerator形式プラグインを書きました。
あとで申請してみたい