はじめに
デスク周りを効率化したくて「左手デバイス(ショートカットキーデバイス)」を探していたところ、中古ショップで Mirabox HSV 293s を5,500円で発見。
本家ElgatoのStream Deckにそっくりな15キーモデルですが、ネット上に日本語の情報が極端に少ない……。
「情報がないなら、自分で人柱になって書いてしまえ!」ということで、動作させるまで(主に物理層)を記録します。
1. スペックと入手状況
- 型番: HSV 293s
- 入手価格: 5,500円(中古・本体のみ)
- 特徴: 15個の液晶付きキー。本家より圧倒的に安価。
背面にURL https://key123.vip/win が記載されており、これが唯一の手がかりでした。
2. ソフトウェアのインストール(最初の壁)
まずは背面のURLへアクセスし、専用ソフト 「Key123」 をダウンロードします。
ここでハマったポイント
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ブラウザの警告:
.vipドメインということもあり、セキュリティソフトに全力で止められますが、今回は「自己責任」で続行。 - EULA(使用許諾契約): 全文英語ですが、香港法準拠であることや、非個人情報の収集に関する条項が含まれています。内容を理解した上で「同意して続行」を選択。
- Node.jsのポップアップ: 実行中に「Node.js JavaScript Runtime」の通信許可を求められます。これはソフト内部でローカルサーバーを立ててデバイスと通信しているためです。プライベートネットワークのみ許可に設定しました。
3. 設定が反映されない!?(最大の罠:ケーブル問題)
ソフトのインストールが終わり、画面上でキーを割り当てても、 「本体の液晶が変化しない」「設定が反映されない」 という現象が発生しました。
原因:USBケーブルの相性
今回、付属品なしの中古で購入したため、手持ちの「USB-A to USB-Cケーブル」を使用していました。
- ダメだったケーブル: おそらく充電専用、もしくは給電能力が低い中古ケーブル。
- 解決策: データ通信対応の高品質なケーブル(別の中古予備)に変えた瞬間、一発で反映!
液晶キーボードは意外と電力を消費します。アプリ上で設定が動いているのに本体が黙り込んでいる場合は、まず「物理層(ケーブルと給電)」を疑うべきだと痛感しました。
4. HSV 293s の使い心地(現時点)
無事に設定が反映されるようになると、5,500円とは思えないほど快適に動きます。
- レスポンス: 良好。
- ソフトのUI: 意外と直感的(ドラッグ&ドロップで設定可能)。
- 拡張性: OBS操作だけでなく、ホットキー設定でVS Codeや自作スクリプトの起動も行けそう。
おわりに
「HSV 293s」は、正しいケーブルと正しい手順さえ踏めば、本家の数分の一の価格で手に入る最強のコスパデバイスでした。
今後は、現在開発中の 「工程管理DXアドイン」のショートカット や、Pythonによる自動入札スクリプトの実行ボタン などをこの15キーに詰め込んで、最強のエンジニアリング環境を構築していく予定です!
もし中古屋でこれを見かけたら、ケーブルの準備だけ万全にして「買い」ですよ!