6
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

Chrome の Shortkeys 拡張機能で快適キーボード生活

Last updated at Posted at 2022-05-30

ブラウザーを使う作業を効率化したい

日常的に利用するシステムは、マウスを動かさずできるだけキーボードだけで操作したいですよね。
しかし Web アプリケーションだと、ブラウザーのショートカットキーに頼らざるをえないのでキーボードでできることに限界があります。そんなときに便利なのが、 Chrome に好きなショートカットキーを割り当てることができる Shortkeys という拡張機能です。

Shortkeys の導入

Shortkeysは Shortkeys 拡張機能のページ からインストールすることができます。
ページ右上の「Chrome に追加」をクリックしてインストールします。
デニムのショーパンのようなアイコンが特徴です。

shortkeys.png

Shortkeys の設定

shortkeys-menu.png

Shortkeys 機能拡張をインストールて有効にしたら、Shortkeys の「オプション」メニューを選択し、設定画面を開きます。「Shortcuts」タブで、ショートカットキーを設定していきます。

shortkeys-options.png

「Shortcut」にはショートカットキーの組み合わせを記述します。同時に押すキーを「+」でつなげます。

モディファイアキーはそれぞれ以下のように記述します。(Macの場合)

モディファイアキー 記述
コマンドキー command
コントロールキー ctrl
オプションキー option
シフトキー shift

例えば、コマンドキーとコントロールキーを同時に押しながら「/」(スラッシュ)を押す場合は、以下のように記述します。

command+ctrl+/

Label にはショートカットキーによる操作の名前を入力し、 Behavior では操作する内容をプルダウンから選択します。現在開いているタブで、ブックマークやブックマークレットを開く場合は「Open bookmark/bookmarklet in current tab」を選択します。

Shortcut settings では、ブックマークの一覧が Bookmark プルダウンに表示されるので、起動したいブックマークを選択します。

Activation settings では、以下の設定があります。

(1). Active while in inputs
入力フォームへの入力中もショートカットを発動させたい場合はこれを ON にします。

(2). 対象の Web サイト
[All sites] [All sites except ...] [Only on specific sites] から選びます。
All sites except ... では一部のサイトだけ対象外にできます。
Only on specific sites では特定のサイトだけを対象にできます。
https://www.example.com/* のようにワイルドカードを記述することができます。

Redmine での利用例

Shortkeys を利用して、Redmine での操作にショートカットキーを割り当ててみます。

Redmine チケットで編集モードに入る

チケットのページで編集を行う場合は、以下のようなブックマークレットを用意し、ショートカットキーを割り当てます。

javascript:location.href+='/edit';

優先度を高めにする

編集中のチケットのページで優先度を高めにするには、以下のブックマークレットを割り当てます。

javascript:;f=document.getElementById("issue_priority_id");f.focus();f.options[2].selected=true;

編集したチケットを保存する

編集中のチケットを保存するには、「送信」ボタンをクリックする動作を記述すればいいのですが、うっかり間違えて保存しないように、確認のダイアログを挟んでいます。 (window.confirmによるダイアログは Enter キーだけで操作できます。)

javascript:f=document.querySelector("#issue-form%20input[name='commit']%22);if(window.confirm(%22OK?%22))f.click();

Redmine での利用例を挙げてみましたが、ほかの Webアプリケーションでもブックマークレットを割り当てることで、作業の効率化が図れるところが随所にあると思います。ぜひご活用ください。

6
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
6
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?