sizeof演算子

sizeof演算子

#include <stdio.h>

int main(void)
{
    int n;
    printf("sizeof 1             = %zu\n", (sizeof  1));
    printf("sizeof-1             = %zu\n", (sizeof -1));
    printf("sizeof(unsigned)-1   = %zu\n", (sizeof(unsigned)-1));
    printf("sizeof(double)-1     = %zu\n", (sizeof(double)-1);
    printf("sizeof((double)-1)   = %zu\n", (sizeof((double)-1)));
}

実行結果

sizeof 1             = 4
sizeof-1             = 4
sizeof(unsigned)-1   = 3
sizeof(double)-1     = 7
sizeof((double)-1)   = 8

sizeof演算子は、引数で与えられた式・型のメモリサイズを返す。単位はbyte。

• sizeof1, sizeof-1:
  1はint型なので4。-1も同じ
• sizeof(unsigned)-1 :
  まずsizeof(unsigned)が評価され、unsigned int型なので4。そこから-1するので3
• sizeof(double)-1:
  上に同じ。double型なので8。そこから-1するので7
• sizeof((double)-1):
  こちらはまず()内の(double)-1が評価される。()の中では-1をdoubleに型キャストしている。引き算っぽい見た目してるけど、引き算ではない。
  また、sizeof(double-1)はエラーとなる。型名そのものを式にぶち込む（=オペランドとして使う）ことはできないから。