みなさまこんにちは!
アドベントカレンダー22日目(プラコレでは11日目)ですね!
冒険法人プラコレの新卒デザイナーのたなべです!
アドベントカレンダーというとエンジニアさんのお祭りというイメージが強く、前々から存在は存じてはいたのですがまさか自分がそのアドベントカレンダーに参加することになるとは思わずビビリちらしております。
お手柔らかにお願いします!
今回はSNS広告クリエイティブについてお話しようと思います。
私はプラコレに入社前からインターンとしてジョインしていたのですが、
当時からクライアント様の広告クリエイティブ作成を任せていただいておりました。
プラコレはSNSによって大きく成長してきた会社なので、
そのノウハウを教えていただきながら
入社して半年以上経った今でも
クリエイティブ制作をさせていただいております。
そんな中で私がいつも悩んでいるのが、どのくらいユーザー目線の
オーガニックに近いクリエイティブにするのか?というところです。
クライアントは結構オーガニックに近い、ポップな雰囲気のクリエイティブは嫌がるところも多いです。確かにチャペルやホテルのクリエイティブであまり普通のストーリーズのようなノリは合わないですよね。
オーガニックに近いクリエイティブを作るのと、結果が出せるということはイコールではないとは思うのですが、オーガニックに近いクリエイティブで勝ってきた自社の実績もあるので毎度どれが正解なんだろうと思いながら制作しています。
何を記事に書くかギリギリまで迷っていたのですが、そんなモヤモヤを整理するのにいいのかもしれないと思いましたので自分の普段やっているSNS広告クリエイティブ制作についてまとめようと思います。
#目次#
1.SNS広告って?
2.どうやって作ってるの?
3.実際にどんなクリエイティブが伸びるのか?
4.成功事例を見ながら実際に作ってみる
5.ストーリーズの可能性
6.最後に
#1.SNS広告って?#
先にお断りしておきますと私はあくまでクリエイティブ制作を
担当している者になりますので実際に広告を私が運用している訳ではございません。
なので、もし広告運用について知りたい!
という方は別の記事を探されることをおすすめ致します。
さて、話を戻しますが、広告といっても色んな種類がありますよね。
「リスティング広告」は名前は知らなくても、おそらく誰しもがみたことあるはず。
「リスティング広告」はお金を払ってYahooやGoogleなどの検索結果に表示させる広告です。
みなさんも検索してみるとこんな表示があるのを見たことあるのではないでしょうか?
これです。
一方、SNS広告というのは「facebook」や「Instagram」を見ていると出てくるこういったものです。
ユーザーのタイムラインに表示できるので普段何気なく眺めている投稿の中に広告を溶け込ませることができます。普通の広告よりもトレンド感や通常の投稿に溶け込む自然さが重要となってきます。
私が普段制作しているのはこちらのSNS広告のクリエイティブになります。
ここで私がグタグタと説明するよりも分かりやすい記事があるのでリンクを載せておきます!
#2.どうやって作ってるの?#
では、実際にどうやって作っているのか?についてお話していきたいと思います!
私が実際に作成している広告としては、ストーリーズ広告とフィード広告の2種類になるのですが今回はストーリーズ広告をメインに話したいと思います。
私が普段広告クリエイティブを作成する際に使用しているツールは大きく分けて3つあるのですが、1つずつ紹介していきます。
作り方を教わったことはないに等しいので普通はこう作るんだよ!みたいなのがあったら教えていただきたいです。
###1.Instagramのストーリーズで直接作成する###
これはストーリーズ広告に限りますが、実際のInstagramでいつもと同じようにストーリーズを作成する要領で作成する方法です。
インスタで直接クリエイティブを作成する上での
メリットとしては、
①その場で簡単にテキストが打てたり線が描ける
②かわいいGIFスタンプがすぐに付けられる
③よりユーザー目線のクリエイティブが作成できる
です!
デメリットとしては、Instagram上で作成できるストーリーではフォントやレイアウトに制限があるのでクライアント案件だとイメージと合わせるのが難しいと思っています。
そう思っていたのですが、Instagramだけで多様なクリエイティブを作成してる方を知り、目から鱗な出来事が合ったので後ほど記載します・・。
コラージュのクリエイティブやフィード広告を作成する際はphotoshopで作成しています。
レイアウトだけPhotoshopでして、GIFスタンプやテキスト入力だけインスタで行うこともあります。
メリットは、自由にテキストや素材をレイアウトできるということ。
デメリットは、普通のユーザーはphotoshopなどを使用して
ストーリーズを作成したりはしないので、若干広告感が増します。
例えば、リングを扱うクライアント様だとリングの素材に被るような
クリエイティブはNGなことが多い上に、ポップすぎると商品イメージとの
ギャップがあることも多いので、Photoshopなどを使用して
素材の構成やテキスト配置には気を付けるようにしています。
フィード素材をそのままストーリーズに自動展開することで
画像とキャプションを分けるという方法もありますね。
###3.無料ツールで作成する###
クリエイターでなくても、最近は簡単におしゃれなレイアウトができるアプリがたくさんありますよね。
おしゃれなストーリーが作れるアプリを紹介されている記事は他にもあるので私からは特に紹介しませんが、余白の作り方など結構参考になるテンプレートもたくさんあるので、是非みなさんも探してみてください!
#3.実際にどんなクリエイティブが伸びるのか?
結果が出せるクリエイティブについて考えるというタイトルなんだから
バーンとノウハウを語るんじゃないの?という方がいらっしゃったら
申し訳ないのですが、傾向は掴めているけど一概にはこれが伸びます!と言えるものは自分の中には今のところないです。
強いていうなら、
①ユーザーが自分ごと化できるようなもの(文言や写真で)
②広告の中でストーリー性があるもの
③余白をうまく利用したインパクトのあるもの
④思わず押してしまうようなストーリーズならではの工夫があるもの
こういったクリエイティブが作れると理想的だと思います。
私が広告を作るときに目指すのは、認知を広げることや、資料請求・来館予約ですが
ユーザーがどこに魅力を感じてCVに繋がるのかは意外と分からなかったりします。
最初はこれが伸びるはず!という固定観念は捨てて、ブライダルの式場であれば
①サービス②ドレス③会場④料理・・・といった風におすすめポイントごとにクリエイティブを
制作してみて回す→どれか効率がいいものが出てくればそれを2つほどチョイスして
どの中で今度はどういう写真や文言が伸びるのかをテストしていくというのが最近の定番です。
結構クライアントごとにこの時点で何が伸びるか違ったりするので
このクライアントはこれが伸びたからこの傾向のクリエイティブを作成するというのが各それぞれにあるイメージです。
#4.成功事例を見ながら実際に作ってみる#
CTR、CVRが上がるようにクリエイティブもより結果が残るように進化していかねばなりません。
何もわからないインターンの頃から、広告クリエイティブに関してはひたすらたくさん制作する!ということを続けてきたのですが、何が良いのか悪いのか?ということに関してはやっと最近掴み始めたところです。
でも、Instagram広告の公式ページの事例を見ていると、結構思い切ったことをしているなぁとふと思いました。
実際に結果が出ているのだから実践したいところは山々なのですが、こういったオーガニックに近いクリエイティブを提案するのは結構難しかったりします。
でも、伸びているのであればやってみたいのも事実。
ならば今案件どうこうは置いておいて今までやってこなかったことをやってみよう!ということで、
成功事例を参考にしてクリエイティブを作成してみることにしました!
参考元はこちら
###①アンケートをつける###
アンケートスタンプというのはストーリー作成画面のこのアイコンをタップすると出てくるメニューの中にあるコレです。
日常の中でこれを使ったストーリーズを見ることって(私のタイムラインでは)あまりないのですが、実はこのアンケートスタンプはクリエイティブとしてかなり有効だそうです。
実際に弊社の投稿でもよく使うスタンプだったりします。
それを使用した実際の事例がこちらに紹介されていますが、これだけでそんな効果が・・・?!と正直驚きです。
ですが、15秒という短い時間でユーザーをいかに引きつけるか、いかに「思わず」スワイプさせるかという点ではかなりいいスタンプですよね。アンケートスタンプに関しては他にも成功事例があろ、能動的な行動が加わることで、より広告を自分ごと化できるという考え方も見かけました。
なんとなく挑戦しづらかったのですが今度提案してみようかな。
これがストーリーズで流れてきたらどう思うでしょうか?
SNS広告というのは性別・年齢・場所・趣味趣向様々な人の条件からかなり的確に届けたいターゲット層に広告をぶち当てることができます。
なのでこれは普段動物に関することを検索してる人に当たるんでしょうか。正直どうでもいい質問ではあるかもしれませんが、まぁ強いていうなら・・・なんて思いながらつい答えてしまうかもしれません。
ちなみにアンケートスタンプを利用した広告の事例で、画面を2分割したクリエイティブと1枚の画像のみにしたクリエイティブでABテストをした結果、画像を2分割しなかった方のクリエイティブの方が伸びた。という事例を見ました。
広告はシンプルで直球にユーザーに訴えかけた方が効果があるのかもしれません。
###②動画広告###
最近クリエイティブを作成していて思うのは、本当に動画の価値が高くなってきたということです。
正直、私は動画の技術がないのでクリエイティブ担当している身としてはそろそろ動画技術を会得しなければ・・と思っている今日この頃です。
さらに、動画のいいところはテキストやビジュアルの情報をよりたくさん効果的にユーザーに届けられるところです。
Instagramを利用するユーザーの年齢層は20代〜30代が圧倒的な中で、いかに短時間で広告に注目してもらえるかというのは非常に大切なことです。
過去に一回だけ、動画を用いたクリエイティブに挑戦したことが合ったのですが、それと同じように作ってみたクリエイティブがこちらです。
普通に見てるとガチャガチャしてうるさいのですがこんな風にスピード感のある動画は嫌でも目に入りますよね。
このクリエイティブは思わず停止させたくなるという効果を狙ってみたのですが、短時間で多くの情報を見せたい時にも有効な方法だと思います。
こういうGIF動画を作るのはそんなに難しいことではないので何かインパクトのあるクリエイティブを作りたい時にはいいかもしれません。ちょっと工数かかるけど・・。
あと、動画でのスクショが可能になってからは、実際にwebサイトを触っているスクショ動画をGIFスタンプなどでデコレーションして流す方法なんかもあります。
アプリのインストールを促す目的のストーリーズでは有効かもしれませんね。
↓こういった感じです。(重かったのかうまく貼れなかったのでURLで・・)
https://d.kuku.lu/4059160a83
成功事例を見ていると、こういったスライドするだけの動画でも、かなり効果があると見受けられるので積極的に動画のクリエイティブは提案していきたいところです。
(もう少しささっと動画が作れるようになります!)
###③インパクトのある縦型全画面###
ストーリー広告の魅力は全画面で表示されるということ。それを利用してインパクトのある広告クリエイティブが実現可能です。
実際私も全画面でクリエイティブを作成することは多いですが、成功事例などを見ていて思ったのは、余白の大切さです。
実際にこちらの事例などを見ていると素材の余白をうまく利用してメッセージ性の高いクリエイティブになっているなと感じます。
15秒の間でユーザーをどれだけ引きつけることができるかという中で、こうしたメッセージ性やストーリー性があるものは目に留まりやすいですし、続きを見たくなったりしますよね。
訴求したいものがダイレクトに伝わり、ビジュアル的にもインパクトのあるクリエイティブが作れるように余白は意識していきたいところ。
#4.ストーリーズの可能性#
最後に、最近私がストーリーズ関連のことを調べていて興味深かった記事などを少しご紹介します。
###え?これ全部インスタで作ってるの?###
おしゃれな広告クリエイティブを作るべく、参考になりそうな記事を探していた時に目に入ったこの記事。
こちらの記事で紹介されているのはせとりょうさんという方なのですが、
読んでみたところ、確かにおしゃれだけどなぜそんなに話題に・・・?と思いつつ制作動画を見てその意味を理解しました。
インスタにはシェイプ機能などはないので、イラストやテキストを丸の上に配置しているデザインなどは全て、●というテキストを配置していると言うことに気づいたのです。
職人芸・・・・!
ストーリーズの可能性を感じましたし、インスタの内蔵機能だけでは自由度が低いなと思っていた自分が恥ずかしい気持ちにもなった出来事でした。
せとりょうさんの素敵なクリエイティブはこちらでも見れます。
https://www.instagram.com/secchaaan313/
こちらはInstagram上で投稿された広告クリエイティブの手法やアイディア、成果などを評価するアワードです。今年で第二回目の開催とのことでしたが(今年分はもう募集終了しています)こちらのサイトから受賞作品が見れるようになっています。大手企業のクリエイティブは流石のクオリティーですが、遊び心のある面白いクリエイティブなどもあってアイデアのヒントとして参考になります。
今年の受賞作品を見てみると、アンケート機能が使われていたり、オーガニックに寄せた素人感のあるクリエイティブ・・かと思いきや結構すごい技術の動画があったりとトレンドは追いつつ面白い仕掛けのある作品が多い印象でした。
#5.最後に#
広告クリエイティブを作るときに
どれくらいオーガニックに近いものにするのか?ということに悩んでたんですが、
今こうして成功事例を改めて見てみたり今までの自分の関わってきた案件のことを考えると、やはり目的と何を伝えたいか次第だなぁと思いました。
Instagramのユーザー層である20代~30代に共感してもらえるような広告を出したいので
あればオーガニックに近いクリエイティブが一番良いと思うし、
自社のブランドや商品イメージをとにかく伝えたい場合はよりその商品やブランドが
素敵に伝わるようなクリエイティブを作るのが良いと思います。
すごく当たり前なことを言っている自覚はあります。
それを再確認できたので良しとします。
この記事を作るために色んなストーリーズを見ていたのですが見れば見るほど、色んなことを考えてしまったので今回は終わりにしておきます。次書くことがあればもう少し深堀りできるように頑張ります。
こんな締めで良いのかいささか不安ですが、ひとまず終わりにします!
ここまで読んでくださってありがとうございました!
明日の担当は、
デザインだけでなくコーディングもバッチリできちゃう
スーパークリエイターこずぴすさんです!
キュートな雰囲気でありながらバリバリと仕事をこなす
かっこいいママさんです♡記事を読むのが楽しみですー!
プラコレではエンジニア、デザイナーも幅広く募集しています!!
プラコレはプラコレWedding以外にもウェディングのメディアDressyやfarnyなども運営しています。ぜひ見ていってもらえると嬉しいです!