はじめに
OpenSearchを、難しいことは置いといて、取りあえず触ってみたい人向けの手順メモ。
基本的には、Amazon OpenSearch Service の開始方法に沿って進めます。
今回構築する環境は、触ってみる事が目的なので最小構成で作成します。
それでも、社内のちょっとした台帳検索サービスみたいな用途に使うには問題ないかと思います。ただ、本気のログ分析とかで使うとキツイかもしれません。
また、今回は最小構成と言えど、1ヶ月動かし続ければ普通に5000円以上費用がかかるので、試した後は環境を削除しましょう。
ドメイン作成の手順
ドメインは、RDBで言うところのデータベースのようなものです。
Amazon OpenSearch Service のトップページで、「マネージド型クラスター」を選択して、[ドメインの作成]ボタンをクリックします。
ドメイン作成画面が表示されます。
今回は、まずは触れる環境を作る事が目的なので、最低限の簡易的な設定で進めます。
基本的にはデフォルト値のままで、変更する部分のみを以降に記載します。
名前
デプロイタイプ
データノード
アベイラビリティーゾーンは最小の「1-AZ」を選択します。
インスタンスタイプは一番下にある「t3.small.search」を選択します。
ノードの数は最小の「1」を選択します。
ネットワーク
作成する環境へのアクセスを楽にするため、ネットワークは「パブリックアクセス」を選択します。
きめ細かなアクセスコントロール
「マスターユーザーの作成」を選択して、併せて「マスターユーザー名」と「マスターパスワード」を設定します。
このユーザー名とパスワードで、ダッシュボードにログインしたり、OpenSearchのAPIを利用する時のBasic認証で使用したりします。
アクセスポリシー
ドメインアクセスポリシーで、「きめ細かなアクセスコントロールのみを使用」を設定します。
設定は以上です。
画面の右下にある[作成]ボタンをクリックして、環境構築を開始します。