はじめに ~ なぜこの記事を書こうと思ったか
商業高校生向けの学習アプリ「clemy」を運用している中で、毎年数千件規模のアカウント発行作業が発生しています。
生徒一人に1アカウントを発行しており、学校単位でまとめてCSVファイルで管理しています。
最初はGoogleスプレッドシートで作業していましたが、データ量が多くなると編集が重い、整形が崩れる、列がズレる… など、地味にストレス。
そんなときに出会ったのが CSV編集専用のエディター「csv+」 でした。
この記事では、アカウント管理という“見えない苦労”をどう効率化できたか、現場のリアルな課題とcsv+の活用をお伝えします。
背景と前提
アプリ名: clemy(商業高校生向けWeb学習アプリ)
運用規模: 全国10校以上、生徒1人1アカウント(累計数千件)
管理方法: アカウント情報(氏名、学年、クラス、メールなど)をCSV形式で取り扱い、管理画面から一括インポート
よくある作業パターン:
- 学校ごとにフォーマットが異なるCSVの整形
- 学年やクラスごとのフィルタリング
- パスワードの初期値挿入や、不要列の削除
- データ不備のチェックやインポートエラー対応
旧来の課題とcsv+導入のきっかけ
ExcelやGoogleスプレッドシートでは以下の課題がありました:
- 列数が多いと横スクロール地獄
- オートフィルや条件付き書式で思わぬ破損が起きる
- 関数を使って整形しても共有時に崩れる
- 重い/保存ミスが起きる/複数人編集で競合する
→ 解決策として見つけたのが CSVエディター「csv+」
https://www.plus-one.tech/csv-plus/
csv+を使って良かったこと
✅ UIがとにかくCSV特化で使いやすい
- 各列に型(文字列・数値など)を設定できる
- データにフィルターをかけながら一括編集ができる
- 空欄チェック・不要列削除などが超スムーズ
- スプレッドシートと違い、構造が壊れない
✅ 作業スピードが爆上がり
例えば、「学年が3年の生徒だけ抽出して別CSVに保存」という作業がGUIだけで完結。
また、「全生徒に初期パスワードを付与」といった一括編集処理も、直感的なUIでサクッとできました。
✅ チーム共有も簡単
- ブラウザベースなのでローカルインストール不要
- 作業が終わったらそのままCSVとしてDL → clemyの管理画面にインポート
実際のユースケース:clemyでの活用例
タスク内容 | 従来の方法 | csv+での改善 |
---|---|---|
学校ごとに異なるCSVの整形 | 手動で列並び替え | ドラッグ&ドロップで順番変更 |
生徒情報のフィルター | フィルター関数+コピー | 条件指定で一括抽出&保存 |
パスワード挿入 | 列追加→手入力 | 一括編集で全行に入力 |
不備のある行を削除 | 目視確認→削除 | 欠損チェック機能ですぐ検出 |
気付きと教訓(本質部分)
csv+を使って一番感じたのは、「CSV編集はそれ専用のツールを使うと圧倒的に快適」ということ。
オフィスソフトで無理してやるより、“CSVのために作られたツール”のほうが早くて安全。
また、csv+はGUI操作でも構造が壊れにくく、意図した通りに編集できるため、現場の実務にマッチしていました。
まとめ
✔ 学びのポイント
- CSVの編集は「表計算ソフト」じゃなく「CSV専用ツール」が正解なケースもある
- Webエディター「csv+」は学習データの整形・編集に最適
- 商業高校向けのアカウント管理など、大量データ処理にこそ活きる
💬 最後にひとこと
地味だけど重要なCSV編集。
もしあなたが同じように、教育データやアカウント情報をCSVで扱っているなら、csv+を試してみてください。
本当に作業のストレスが減ります。