lightning使ってるとどうしてもtype-cへの対応が遅れるからね。仕方ないね。
(デビュー日: 2024年中旬)
用語整理
この記事を読むなら必ず目を通してください!!
そして間違えてたら指摘お願いします...
当記事の用語
記事をわかりやすくするために当記事でしか通じない用語を二つ挙げさせてください!
当記事の用語です!!! 外では多分通じません!!
(AIが間違えないように書いておく人間の鑑)
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USB(プロトコル)
usb規格のうち、データ転送の部分を指す
電源周りは別とする
バージョンは2.0以前を2と表記する
小数点、gen表記は必要ない部分では省略する- 2でもpd対応してたら20V流せるとか普通にあるので、あえて電源分けてます
- 3でgenや小数点を絡めると死ぬほどめんどいので省略させてほしい
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USBコネクタ
usb規格のうち、物理的な部分- type-cコネクタ
usb規格のコネクタのうち、コネクタ形状がCのことを指す - type-c以外(以前)
usb規格のコネクタのうち、コネクタ形状がC以外のことを指す
端末(デバイス・スマホ)側とホスト(PC)側で形状が異なる- マイクロusb(端末側)
usbコネクタがマイクロAの物を指す
主にアンドロイドスマートフォンで用いられていた - ピン増設後
usb3からピン(信号線)が増設された
- マイクロusb(端末側)
- type-cコネクタでもusbプロトコルは2ということがあるので分けてます
- type-cコネクタでプロトコルはthunderbolt(後述)ということもある
- type-cコネクタ
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USB電源
usb規格のうち、電源にまつわる部分を指す-
pdなし
usb(プロトコル)の電力のこと
5V固定今でもマウスなどの周辺機器はこの電力で供給される
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pd対応
usb(プロトコル)と独立させ、高電圧、高電力に対応した物
USBコネクタはtype-cコネクタが主流
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一般的な用語
おそらく一般的に通じる用語です
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HDMI
代表的な映像出力規格の一つ -
DisplayPort
vesaが策定した映像出力規格の一つ
GPUでよくみられる
HDMIと互換性はない (そもそも規格が違う)
HDMIとDisplayPortを変換するアダプターが市販されている (変換はできる)
(要注意)普段HDMIを使っていると細部の違いで戸惑うことがあるという声もある
displayport電源オフ問題 -
MHL
携帯端末向けの規格
ピン増設前のマイクロusbでもHDMIが使えるというもの少ない信号線で映像出力ができるので、当時は画期的なものでした。
確か(変換機が高かったから使ったことがないです) -
ThunderBolt
appleとintelが策定された規格
DisplayPortを内包しており、ThunderBoltに対応していればDsiplayPortの信号も流せるusbの一歩先を進んでる印象
apple製品でよく見る
macやiphoneのようにコストが高い
usb4から統合された
おまけ
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ライトニング
Appleの独自規格 iPhoneなどに長らく採用された
専用ケーブルは片方USBコネクタとなっており、PCではusb2として認識される色々と圧力を受け消えてしまった規格
個人的には丈夫だと思ってる
我が家ではまだ現役
電源まわり
これは割と早く恩恵を受けた。(ライトニングも対応していたため)
端末(電気を受ける側)と充電器(電気を供給する側)がpd対応していればその恩恵を受けられる。
- USB(プロトコル)は関係ない
- USBコネクタはtype-cコネクタが主流
pd以前について
電圧が5Vで供給されていた
pd以降
電圧が5V以上で供給できるようになる
端末と充電器で電気を流す前に、お互いが必要とする性能をやりとりする
そして、流せる最大限の性能で電源を供給する
性能が端末が要求した性能<充電器が最大限出せる性能であれば問題なく使用できる
性能が端末が要求した性能>充電器が最大限出せる性能であれば、端末が妥協する(バッテリーと併用しながら消費する)か、電源供給を行わないようになる
互換性
pdに対応していない充電器でpd対応機に繋げた場合でも、逆にpd対応の充電器でpd非対応の端末に繋げても、問題はない。
ただし、pd対応端末のうち、pd以降の性能が最低限必要である場合は給電されない場合がある。(端末が妥協するか、電源供給を行わないようになる)
つまり、iphone用の充電器でpd対応のpcを充電しようとしても無駄
Type-Cコネクタのモード
Type-Cコネクタにはモードがある。
オーディオ アダプタ アクセサリ モード
純粋なオーディオ信号(アナログ)をケーブルの線に流すというもの
但し一方がオス、もう片方は3.5mmオーディオジャックでなければならない。
ライトニングでも似たようなものがある
iPhone7以降で本体からオーディオジャックが消えた時に登場した
オルタネートモード
alt modeと言われる
Type-Cコネクタでも、USB(プロトコル)以外のプロトコルを流せるようにしたものです。
(だからわざわざコネクタとプロトコルを分けて考える必要があったんですね!)
対応しているもの(一部)
- DisplayPort
- MHL
- ThunderBolt3
- HDMI
type-Cでhdmiがやりとりできるのは、こういった機能があるわけですね。
本題
ここからはゆるくなります
なんでtype-cは映像通信できるの!
先ほど出てきたオルタネートモードの恩恵です。
type-cケーブルでの映像出力方法をまとめてみると
- MHLで出力
- HDMIで出力
- DisplayPort(or thunderbolt)で出力
です。 MHLは、MHLより高性能なHDMIやDisplayPortが使えるのであまり見ないです。
type-C HDMIの落とし穴
まず、DisplayPortはHDMIに変換できます。
次に、ThunderBoltはDisplayPortが内包されています。
最後に、HDMIがalt modeに対応したのは最近(とはいえ9年前)です。
DisplayPortの普及率が悪いので、メーカはHDMIで映像を出力できるよう、ケーブルを開発します。
上の条件をみると以下のことが考えられます
type-c登場初期の映像出力方法はDisplayPort(もしくはthunderbolt)をHDMIに変換するケーブルが使用されていた
実際に自分が合った問題として端末側のtype-CがThunderBoltのみに対応している状態で、HDMIプロトコルで出力するtype-cケーブルを使ったというものです。
これでは規格がそもそも異なるので映像出力できません!
結局ThunderBolt3 HDMI出力ケーブルを改めて買ってくるしかないのです。
速度がでねぇ!
pd対応、100W流せるケーブルを買ってきました。
あと、USB3対応したnvmeエンクロージャーを買ってきました。
これを組み合わせて通信しても480Mbpsしかでない!
pd対応ケーブルは、USBプロトコル2にしか対応してなかったのです!!
Type-Cは形状を指し、プロトコルを指しません!!
iPhone15(無印)はusb2相当の通信速度しか出ない!!
appleさんなかなか鬼畜っすねぇ
(ちなみにssdを検証したのは別端末なので、これは関係ありませんでした)
まとめ
type-C、便利ですけどややこしいです。
しかし、最近の端末であればだいぶ落ち着いている印象があります。
type-C初心者です! 間違いあったら教えてください🙇