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CAPとSAP Fiori toolsでコーディングなしのプロトタイプを作る(1)BASの設定

Last updated at Posted at 2021-02-08

##はじめに
この記事は、SAP Inside Track 2021で発表した「CAPとSAP Fiori toolsでコーディングなしのプロトタイプを作る」に関する補足資料です。
発表の中では時間の関係で簡単なデモをお見せしましたが、以下ではもう少し実践的なシナリオを実装したいと思います。

※作成するのはSAP Business Application Stuidoで動くプロトタイプで、ABAPまたはSCPにデプロイできる状態にはなっていません。

##シナリオ
プロジェクト、プロジェクトのタスク、およびタスクにアサインするメンバーを管理するList Reportを作成します。今回使用するエンティティ、およびその関連は下図のようになっています。
image.png

これらのエンティティを使って、以下のようなList Report + Object Pageのアプリケーションを作ります。
image.png

##前提
SAP Cloud Platform(SCP)のトライアルアカウント
以下のチュートリアルでトライアルアカウントを取得できます。
https://developers.sap.com/tutorials/hcp-create-trial-account.html

##ステップ

  1. SAP Business Application Stuidoのセットアップ(今回の記事)
  2. CAPプロジェクトの作成
  3. Fioriプロジェクトの作成

##SAP Business Application Studioのセットアップ
###1. SCPのサブアカウントでSAP Business Application Studioをサブスクライブ
※ステータスが"Subscribed"となっていない場合は、タイルをクリックして中に入りサブスクライブする
image.png

###2. ロールの割り当て
Trust Configurationで"Default identity provider"をクリック
image.png
自分のメールアドレスを入力し、Show Assignmentsをクリック
image.png
"Assign Role Collection"より、Business_Application_Studio_Developerを割り当てる
image.png

###3. SAP Business Application Studioに入る
SAP Business Application Studioのサブスクリプションから、Go to Applicationをクリックします。
image.png

###4. スペースの作成
SAP Business Application Studioに開発を行うためのスペースを作成します。選択するスペースの種類によって、プレインストールされるツールや拡張の種類が変わります。トライアルアカウントの場合、作成できるスペースは2つまでとなっています。

Create Dev Spaceをクリックします。
image.png
スペースのタイトルを入力し、スペースの種類を選択します。ここでは、CAPアプリケーションを作成するためSAP Cloud Business Applicationを選択します。Create Dev Spaceをクリックしてスペースを作成します。
image.png
スペースが作られます。ステータスが"RUNNNING"になったら使用することができます。
image.png

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