コンテナ内の調査時に必要コマンドがインストールされていない場合、都度個別にコマンドインストールするのは骨が折れます。その場合は、BusyBoxを使うと便利だそうです。
こちらの記事に書いてある内容を抜粋して以下に記載しています。
https://kazuhira-r.hatenablog.com/entry/2019/04/28/022717
BusyBoxとは?
BusyBoxとは、Aboutページによると「多くの一般的なUnixユーティリティを小さな実行可能ファイルにまとめたもの」
Dockerイメージで提供されていたり、Alpine Linuxに利用されていたりするみたい。
BusyBoxのコマンドを調査対象コンテナに導入する
BusyBoxの個別コマンドをそれぞれ入れることも可能みたいですが、
全コマンドを入れるやり方だけを共有。個別で入れる場合は、個別コマンドのみをダウンロード。
ダウンロードしたモジュールを調査用コンテナのパスが通ったディレクトリにコピーすれば、コンテナ内でコマンド実行が可能となります。
$ wget https://busybox.net/downloads/binaries/1.30.0-i686/busybox
$ chmod a+x busybox
$ docker container cp busybox [コンテナ名]:/usr/local/bin
BusyBoxのコマンドの使い方
あとは、使えるコマンドを確認して、使うだけ。
# busyboxで使えるコマンド一覧を表示
$ busybox
# psを使う場合は、busyboxのサブコマンドとして実行
$ busybox ps
PID USER TIME COMMAND
1 root 0:00 bash
58 root 0:00 busybox ps