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FRB実験ログ #59 — スピーカーN4P2高速比較で見えてしまった「知覚リセット時間」

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FRB実験ログ #59 — スピーカーN4P2高速比較で見えてしまった「知覚リセット時間」

※本記事は FRB Experience層 における観察ログである。
現時点では仮説段階を含むが、非常に重要な気づきが含まれている。


■ はじまり

今回は、

frb_purupuru_特上ぷるぷるV08

を基準振動音として使用し、

N4P2(スピーカー直接系)による
ロッド比較を行っていた。

比較対象は、

  • ルアーニスト改
  • ハイエンドロッドB

である。


■ 最初に見えた世界

FFTモニター上では、
かなり大きな差が出ていた。

image.png

ルアーニスト改

  • 中低域エネルギーが大きい
  • Experience Wave が大きくうねる
  • 長い減衰
  • 生き物のような尾っぽ感

ハイエンドロッドB

  • エネルギーは小さい
  • 微細
  • 分離的
  • 上品で整理された印象

正直、
最初はこう思っていた。


👉 「やっぱりルアーニスト改の方が圧倒的に感じやすい」


しかし——

ここで違和感が発生する。


■ ハイエンドロッドBが突然“見えた”

何度か試しているうちに、

突然、

👉 ハイエンドロッドBの振動が
かなり明確に感じられる瞬間

が現れた。


しかも不思議なことに、

FFT上では
エネルギーがそこまで大きいわけではない。

にも関わらず、

👉 「十分なボリューム感」

として感じられた。


■ 脳の周波数ダイヤル仮説

このとき感じたのは、

👉 「脳側のダイヤルが合った」

という感覚だった。


しかし、
さらに観察を続けると、

もっと単純な事実が見えてきた。


■ 原因は“スピーカーN4P2の速さ”だった

これまでの
バネ系インパルス装置では、

  • ロッド交換
  • 糸調整
  • 接触確認

などが必要だった。

つまり、

👉 ロッド比較の間に自然な“間”が存在していた。


しかし、
N4P2では違う。


左手でロッドを持ち替え、右手はマウスで再生ボタンクリックするだけ。

  • すぐ触れる
  • すぐ比較できる
  • すぐ切り替えられる

つまり、

👉 人間側の知覚だけが追いついていなかった。


■ 見えてきたこと

どうやら、

手感度確認直後は、
前の振動状態が脳側に残留している可能性がある。


例えば、

ルアーニスト改確認直後

  • 強い中低域
  • 長い減衰
  • 太い振動構造

が脳側へ残る。


その状態で
すぐハイエンドロッドBを触ると、

👉 微細振動側へ
脳がまだ適応できていない可能性

がある。


逆方向も発生した。

つまり、

👉 ハイエンドロッドB確認直後に、
ルアーニスト改が入りにくい場面も存在した。


■ ここで実験

そこで、

👉 1分程度の休憩

を入れてから再確認した。


結果。


👉 ハイエンドロッドBの振動が、
かなり自然に感じられた。


■ つまり

問題は、

👉 「ロッド性能差」

だけではなかった。


👉 「知覚状態の残留」

が比較結果へ影響していた可能性がある。


■ FRB Experience層として重要な点

今回非常に重要だったのは、

FFTエネルギーが小さくても、

👉 脳状態が合えば、
十分な振動量として感じられる

という事実である。


つまり、


感じ方 = FFTエネルギーだけ

ではない。


そこには、

  • 知覚状態
  • 同期状態
  • 直前の振動体験

などが影響している可能性がある。


■ 暫定仮説

FRB Experience層 暫定知見

  • 手感度確認直後は知覚状態が残留する可能性あり
  • 強い振動構造ほど次比較へ影響しやすい可能性あり
  • N4P2の高速比較性能によって本現象が顕在化した可能性
  • 約1分程度の休憩で改善する場合あり

■ 仮名称

今回の現象を、
暫定的に以下のように呼ぶ。


■ 知覚リセット時間(Perception Reset Time)

前の振動知覚状態が抜け、
次の振動構造を自然に感じ始めるまでの時間。


■ 面白かったこと

今回一番面白かったのは、

最初、

👉 「脳の周波数ダイヤル」

という、
かなり不思議な現象として見えていたものが、


👉 「まず休む」

という、
極めてシンプルな条件で改善したことである。


これは非常に重要だった。


■ FRB的に言うと

FRBは、

👉 「感じる」を否定しない。

しかし、

👉 「感じた」で終わらせない。


今回も、

単なる感想ではなく、

👉 「どういう条件でそう感じたか」

を整理することで、

知覚そのものを再現可能な構造として扱える可能性が見えてきた。


■ 最後に

N4P2は、
高速比較を可能にした。

しかしその結果、

👉 今まで見えていなかった
“人間側の残留状態”

まで露出してしまった。


つまり今回見えてきたのは、

👉 ロッド比較だけではない。


👉 「人間の知覚回復時間」

だったのかもしれない。


感度とは、
単純な振動量ではない。

感度とは、
人間と振動構造の同期現象である可能性がある。


感度は分かち合って初めて本物になる

感度とは、人間が認識可能な構造として現れる振動の和音構造である。
感度とは、単純な振動の強さではない。

FRBは、ロッドの「優劣」を決めるためではない。
「基準振動」を用いて、ロッドごとの振動構造差分を比較・可視化し、選択と体験共有のための共通言語を目指している。

ロッド感度ベンチマーク(Fishing Rod Benchmark[FRB]) Home


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