FRB実験ログ #25 — BridgeScore Zoomで、第2波と収束波が見えた日
最近、ずっと気になっていたことがあった。
それは、
「最初の大きな揺れが終わったあと、まだ何かが起きている気がする」
という感覚である。
これまでは、
- ぷるぷるが続く
- 余韻が長い
- なんかもう一回来る
- 5Gは収束が早い
という主観的な言葉でしか表現できていなかった。
しかし今回、BridgeScore を 0.5–1.00 の範囲だけ拡大表示する専用ウィンドウを追加したことで、その「もう一回くる」が、かなり明確に見え始めた。
■ BridgeScore Zoom の追加
通常の BridgeScore は 0.00–1.00 の全体表示になっている。
そのため、小さな再崩れは埋もれやすく、
「なんとなく違う気がする」止まりになっていた。
そこで今回、0.5–1.00 の範囲だけを拡大表示する BridgeScore Zoom を追加した。
すると、
- 一度落ちる
- 少し戻る
- もう一度崩れる
- また戻る
- 最終的に1へ向かって収束する
という構造が見え始めた。
ここで見えているものは、単なる振動量ではない。
BridgeScore は「帯域構造のつながり方」を見ている指標なので、
「振動が残っている」
ではなく、
「帯域構造がもう一度崩れる」
として見えている可能性が高い。
■ 第2波という考え方
今回見えてきたのは、最初の大きな崩れが終わったあとに、もう一度だけ帯域構造が崩れる現象である。
この現象を、FRBではひとまず「第2波」と呼ぶことにした。
第2波は、
- 一次入力そのものではない
- 一度落ち着きかけたあとに現れる
- 残響や反射の影響を受けている可能性がある
- ロッドによって回数や深さが違う
という特徴を持っている。
単なるノイズなら、ランダムに上下したり、崩れっぱなしになったりする。
しかし今回のログでは、
- 崩れる
- 戻る
- もう一度崩れる
- 最後は1へ向かう
という、かなり物理っぽい順番になっていた。
これは、
「一度回復したあとに、もう一度だけ帯域構造が崩れる」
という意味で、第2波と呼んでよい段階に入ったと思う。
■ 収束波という考え方
さらに面白かったのは、第2波のあとにも、まだ少しだけ波が残っていたことである。
ただし、その波は第2波とは性質が違う。
第2波は「もう一度世界が崩れる」感じなのに対し、
その後に残る波は、
「まだ揺れているけど、世界は閉じ始めている」
という感じだった。
そこで今回、
- 第2波フェーズ
- 収束波フェーズ
- 完全静止フェーズ
という3段階で整理することにした。
第2波は、再崩れが主役。
収束波は、少し崩れながらも1へ戻っていく動きが主役。
この違いが見えたことで、ぷるぷるの世界がかなり整理され始めた。
■ ルアーニスト改とハイエンドロッドBの違い
今回比較したのは、
- ルアーニスト改
- ハイエンドロッドB
の2本である。
比較すると、かなり違いが見えた。
ルアーニスト改は、一度大きく崩れたあとに、第2波が発生していた。
さらに、収束波が長く続いており、完全静止までかなり時間がかかっている。
一方、ハイエンドロッドBは、赤線以降かなり早い段階から収束波フェーズへ入っており、その後も比較的素直に1へ向かっていた。
つまり、
- ルアーニスト改 = 崩れるが、その後も世界を動かし続ける
- ハイエンドロッドB = 崩れにくく、整ったまま収束する
という見え方になっている。
これはかなり前から感じていた、
「ルアーニストはぷるぷるが続く」
「5Gは収束が早い」
という体感とも一致していた。
■ 今後見えてきそうなもの
今回、第2波と収束波が見えたことで、今後は以下のような指標も作れそうになってきた。
- 第2波までの時間
- 第2波の深さ
- 第2波の回数
- 収束波へ移行するまでの時間
- 完全静止までの時間
- BridgeScore が 0.95 以上へ戻るまでの時間
つまり、
「どれだけ長く世界が動き続けるか」
を数値化できる可能性が見えてきた。
これは、単なる振動量ではない。
「帯域構造がどれだけ長く崩れ続けるか」
という、かなりFRBらしい指標になりそうである。
■ 測定結果
ルアーニスト改とハイエンドロッドBの比較ログ。
- ルアーニスト改は第2波が長い
- ハイエンドロッドBは早く収束する
という差が見えた比較ログ。
凡例)緑点線:バネ弾きタイミング
BridgeScore Zoom を作ったことで、FRBは「初撃の強さ」だけではなく、
「その後に何が残るか」
まで見える段階に入ってきた。
感度は、瞬間だけで決まるものではない。
その後にどれだけ世界が動き続けるか。
そこまで含めて、感度なのかもしれない。
FRBは、感度を比較するための文化であり、共通言語であり、選択のための指標である。
(続く)
追伸:
そもそもBridgeScore Zoomは、BridgeScore が振動が収まる時に、1に収束していくという性質を使って、ルアーニストに貼り付けてある「銅テープ」の効果を測定しようと試したことであった。「銅テープ」の効果を測定をすっかり忘れてた💦
感度とは、人間が認識可能な構造として現れる振動の和音構造である。
感度とは、単純な振動の強さではない。
感度は分かち合って初めて本物になる
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