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FRB実験ログ #14 — 人間の入力特性と振動再現の成立?

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Last updated at Posted at 2026-04-11

FRB実験ログ #14 — 人間の入力特性と振動再現の成立

※本記事は実験・検証段階の記録である(FRB v0.x-draft)


■ 概要

本実験では、

ロッド振動の理解をさらに一歩進め、


人間の入力特性と、振動再現の可能性


について検証を行った。


本記事の結論はシンプルである。


ロッドの振動は、帯域構造として再現可能であることが見えた



■ 実験目的

  • 人間の振動入力特性の把握
  • 低周波の知覚構造の整理
  • FFTで観測した振動の再現可能性の検証

■ 実験1:空気伝導(耳)

スマホのトーンジェネレータを使用し、
可聴域の上限・下限を確認。

結果

約 90Hz 〜 9200Hz(環境音あり)

■ 実験2:骨伝導

スマホ振動を利用し、
骨伝導として認識できる帯域を確認。

結果

約 75Hz 〜 1000Hz

■ 実験3:触覚(手)

スマホを手で保持し、
振動として感じられる範囲を確認。

結果

約 100Hz 〜 500Hz
約 100Hz以下は振動として認識困難

■ 人間の入力特性(整理)

本実験より、

耳(空気伝導)   → 90Hz〜9200Hz
骨伝導(振動)   → 75Hz〜1000Hz
触覚(手)       → 100Hz〜500Hz

ここから分かることは一つ。


人間は単一のセンサーではなく、複数の入力経路で振動を受け取っている



■ 低周波の位置づけ

低周波(〜100Hz)は、

  • 手では感じにくい
  • 骨伝導では認識できる

したがって、


低周波は通常は「影響帯域」として働くが、
条件によっては「観測可能帯域」に変化する



■ 振動再現実験(核心)

本実験の核心はここにある。


FFTモニターで観測した
ルアーニストの振動帯域構造を基に、

スマホアプリで以下を再現した。


再現条件(概算)

高域(約200Hz) : 100
中域(約100Hz) : 85
主役(約75Hz) : 75

結果


ルアーニストのステンレス擦りに近い体感を再現できた可能性がある



■ 解釈

この結果が意味するものは大きい 。🔥


従来:

ロッド振動 → 体感(ブラックボックス)

今回:

ロッド振動
↓
FFT(帯域構造)
↓
スマホ(再合成)
↓
体感再現


■ 仮説

感度 = 振動の帯域構造

さらに言えば、


感度は「振動量」ではなく「帯域バランス」で決まる



■ 拡張触覚(補足)

ミニリング・スイベルについても、

本実験と整合する結果となった。


ミニリング・スイベル
→ 金属接触を増加
→ 振動伝達効率向上
→ 低周波の観測可能化

ミニリング・スイベルは、指先に触れることを前提に配置設計しており、
指の骨に振動を伝える役割として配置していた。

ミニリング・スイベルは、簡易骨伝導装置。

通常、感じにくい領域(75Hz~100Hz)を 簡易骨伝導装置で
補助していた可能性。今後の検証で深める。



■ まとめ

  • 人間の振動知覚は複数入力で構成される
  • 低周波は条件により観測対象へ変化する
  • FFTの帯域構造は触覚として再現可能である

■ 結論


ロッド感度は再現できる。
のかもしれない。



それは“数値”ではなく、“帯域構造”として再現される。



ここまでやってきて、
一つだけ、頭から離れないことがある。

魚が釣れた瞬間。
あの「コツン」とか「ぬぅ」とか、
言葉にしにくい、あの一瞬。

あれを、もし——
保存できたらどうなる?

家に帰って、
あのときのアタリを、もう一度触る。

何度でも。
好きなだけ。

……それ、もう釣りじゃないかもしれない。

でも、
めちゃくちゃ面白そうじゃない?

今はまだ、ただの思いつき。

でも、
振動を「見る」ことができて、
振動を「再現」できるようになってきた今、

その先に、
そんな未来があってもいい気がしている。


振動って、
もしかすると——

“音楽”と同じなのかもしれない。


(続く)


感度とは、人間が認識可能な構造として現れる振動の和音構造である。
感度とは、単純な振動の強さではない。

感度は分かち合って初めて本物になる

ロッド感度ベンチマーク(Fishing Rod Benchmark[FRB] Home


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