FRB実験ログ #21 — 手元ぷるぷるバネインパルス装置 V1
概要
今回、FRB Phase2 用の新しい入力装置として、
手元ぷるぷるバネインパルス装置 V1
を試作した。
(ゴミ写ってる。見ないで💦)
構造はシンプルである。
ライン途中の折り返し地点には輪ゴムを使わず、
測定器側(手元側)の端にバネを直列接続する。
今回は主に、
- ボールペン分解バネ 2本直列
- その他、硬めの短いバネ
などを比較した。
結論から言う。
柔らかく、単体でもぷるぷる震えるバネは、装置に組み込んでもぷるぷるした。
逆に、
単体でぷるぷるしない硬いバネは、装置に組み込んでも面白くなかった。
一番大きかった発見
今回、一番大きかったのは、
バネを手元側に配置したこと
である。
これにより、
- バネの動きを目で確認できる
- 糸絡みしにくい
- バネ交換がすぐできる
- どんな入力が入っているか理解しやすい
という大きなメリットが生まれた。
今までの構造では、
折り返し地点側に輪ゴムやバネを配置していたため、
糸絡みが起きやすく、
交換も面倒だった。
しかし、手元側に持ってくることで、
入力装置そのものが観察しやすくなった。
これはかなり大きい。
二段目の揺れ返し
今回のボールペン分解バネ2本直列では、
最初の大きな揺れのあと、
落ち着きかけたタイミングで、
もう一度小さな揺れ返しが発生していた。
この動きは、目でも確認できた。
つまり今回見えていた二段山は、
ロッドが勝手に作っていたわけではなく、
入力側のバネに、もともと二段目の揺れ返し構造が存在していた
ということである。
そして重要なのは、
その二段目の小さな揺れ返しが、
ロッドによって手元まで伝わるかどうかに差があったこと。
今回の比較では、
- ルアーニスト改 → 二段目の揺れ返しまで残る
- ハイエンドロッドB → 最初の山は反応するが、二段目が消えやすい
ように感じた。
ぷるぷるは「残留」だけではない
今回のログを見ていて気づいたことがある。
最初は、
- 立ち上がり
- 高さ
- 滞在時間
の3つで整理できると思っていた。
しかし、今回の二段山を見ると、
もう一つ重要な要素がある。
それは、
揺れ返し(Rebound)
である。
つまり、ぷるぷるは単純な残留ではなく、
減衰途中で、もう一回小さい山が立つ現象
として整理できる可能性がある。
BandTimeline の違和感
今回、BandTimeline を見ていて一つ問題にも気づいた。
大きな山が通り過ぎたあと、
小さい山がぐっと持ち上がるように描画されることがある。
しかし、これは実際のエネルギー量ではなく、
表示スケールの問題で大きく見えている可能性がある。
つまり、現時点では、
山の絶対的な高さ比較には注意が必要
ということ。
そのため、今回のログでは、
- 山の高さ
- 山の面積
よりも、
- 山の形
- 滞在時間
- 二段目の揺れ返し
- 減衰の仕方
を重視して観察した。
バネ単体の性格
今回、いろいろなバネを手で弾いて試した。
その結果、かなり当たり前ではあるが、
大事なことが分かった。
- 単体でぷるぷるするバネ → 装置につけてもぷるぷるする
- 単体でぷるぷるしないバネ → 装置につけてもぷるぷるしない
つまり、
ロッドがぷるぷるを作るのではなく、入力側にぷるぷるの種が必要
ということ。
これは、FRB Phase2 において、
ロッド比較だけではなく、
入力装置側の性格管理
も重要になることを意味している。
今後
今後は、
- 並列バネ
- バネ+輪ゴムハイブリッド
- バネ交換式ユニット
- ジリジリ系入力
などを試していく。
特に、
輪ゴム+バネのハイブリッド構造
にはかなり期待している。
輪ゴムで最初の立ち上がりを作り、
そのあとバネでぷるぷるを残すことができれば、
コツン → ぷるぷる
という魚らしい入力を、
一つの装置で再現できるかもしれない。
追伸
そろそろ、測定条件についても、より厳密に整理していく必要があると感じている。
特に、ロッド長さによって適切な糸長さが変わる可能性があり、
入力の性質や残留時間に影響している可能性がある。
そのため今後は、
- ロッド長さ
- 糸長さ
- 手元側バネ位置
- バネ本数
なども、測定条件として整理していきたい。
まだまだ遊びながら試している段階ではあるが、
少しずつ「面白い」から「比較できる」へ近づいている感覚がある。
まとめ
- 手元側にバネを配置すると、入力が見える
- 糸絡みしにくく、交換が簡単
- ぷるぷるは、二段目の揺れ返しが重要
- ぷるぷるはロッドだけでは作れない
- 入力側にも、ぷるぷるの構造が必要
そして何より、
揺れを見ているだけで、ワクワクする。
これが大きかった。
まだ V1。
当然、V2、V3 がある。
(続く)
感度とは、人間が認識可能な構造として現れる振動の和音構造である。
感度とは、単純な振動の強さではない。
感度は分かち合って初めて本物になる
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