FRB実験ログ #10 — 450Hzは“ぷるぷる”ではなかった
※本記事は実験・検証段階の記録である(FRB v0.x-draft)
■ 概要
前回(FRB実験ログ #9)において、
ぷるぷるは高周波(≈450Hz)の残留振動である
という仮説に到達した。
しかし、その後の検証により、
450Hzの正体そのものに対する再解釈が必要であることが分かった。
本記事では、
- 450Hzの正体
- ぷるぷるの再定義
- 感度の捉え方
について整理する。
■ 追加実験
● 音による検証
以下の方法で振動の“音化”を試みた。
- 左耳:耳栓(外部音遮断)
- 右耳:クリアファイルメガホン使用 (←ここが今回の大きな発見!!)
- メガホン:ロッドグリップに接触(糸には非接触) (←ここが今回の大きな発見!!)
結果として、
非常に大きな音として振動を知覚できた (←ここが今回の大きな発見!!)
さらに、
- ルアーニスト改:高い音(明確な音程)
- ハイエンドロッドB:低く、弱い音
という差を確認した。
● ギターによる周波数確認
FFTで観測された約450Hzについて、
ロッドグリップにクリアファイルメガホンを接触させ、聞いた『音』 を、
ギターの音程で確認を行った。
(ギター弦のチューニングは1か月前ぐらにチューニングしたもの)
結果:
- 1弦5フレット(A4 = 440Hz)とほぼ一致
👉 450Hzは“ラ(A)付近の音”として知覚可能である
■ 決定的な気づき
ここで重要な気づきがあった。
① 音の発生源
450Hzの音は、
指と糸が接触した瞬間に発生している
(メガホン経由で耳ですべて聞こえる状態の為、確実な情報)
つまり、
450Hzはロッドが生み出した振動ではない
👉 入力由来の成分である
② ロッドの役割
ロッドはその音を
- 強く伝えるか
- 弱くするか
という違いを持つ
👉 ロッドは“生成装置”ではなく“伝達装置”である
■ 仮説の修正
FRB実験ログ #9 の仮説:
ぷるぷる = 高周波(≈450Hz)の残留振動
今回の修正:
450Hzはぷるぷるそのものではない
■ 新しい理解
● 450Hzの正体
指と糸の接触によって発生する高周波(入力成分)
● ぷるぷるの正体
単一周波数ではなく、時間的に持続・変化する振動構造
👉 つまり
ぷるぷるは構造である
■ さらに重要な視点
今回、もう一つ重要な可能性が見えた。
● 認識の影響
ルアーニスト改では、
- 450Hz(ラ付近の音)が明確に聞こえる
- それにより「強い振動」と感じやすい
👉 これは、
脳が分かりやすい信号に引っ張られている可能性
を示している
■ 新たな仮説
感度とは、物理的な振動量ではなく、知覚された振動である
さらに言えば、
騙されることも含めて感度である
■ FRBの立場
ここで、FRBとしての立場を明確にする。
FRBにおいて最も正しいのは、人間が感じる体感である
したがって、
- 450Hzにより強く感じる → 正しい
- 錯覚である可能性 → それも含めて正しい
👉 体感は誤差ではなく、基準である
■ 今後の方向性
- 450Hz以外の成分の特定
- 振動構造の時間的変化の観察
- 「分かりやすさ」と「振動量」の分離
👉 体感の精度を上げていくフェーズへ
■ 今日の一行
ぷるぷるは周波数ではなく、構造だった
■ まとめ
- 450Hzは入力由来の高周波である
- ロッドはそれを伝達する
- ぷるぷるは単一周波数では説明できない
- 感度は知覚を含めた現象である
FRBは振動を評価しない。見えるようにする。
ノイズが増えてもいい。
情報が欲しい。
ノイズは
俺の脳で処理する。
感度とは、人間が認識可能な構造として現れる振動の和音構造である。
感度とは、単純な振動の強さではない。
感度は分かち合って初めて本物になる