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FRB実験ログ #30 — 低周波は存在していた。ただ、通っていなかった。

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Last updated at Posted at 2026-04-25

FRB実験ログ #30 — 低周波は存在していた。ただ、通っていなかった。


■ はじめに

今回の実験は、シンプルだが非常に重要な問いから始まった。

低周波は、本当にロッドに存在しないのか?
それとも、ただ「通っていない」だけなのか?


■ 実験条件

  • スマホアプリ:周波数ジェネレーター
  • 入力:低周波ダイヤル操作(約40Hz → 30Hz帯へ変化)
  • 計測器:ロッドグリップに装着
  • 入力方法:トップガイドをBluetoothスピーカーに接触

■ 条件①:チタンリング+スライドパーツなし

image.png

ダイヤルを下げていくと、

👉 30Hz帯に入った瞬間、ピークが追従しなくなる


これはつまり、

👉 低周波が存在しないのではなく
👉 ロッドに伝達されていない


■ 条件②:チタンリング+スライドパーツ4点セットあり

image.png

同じ操作を行うと、

👉 30Hz帯にもピークが追従する


ここで重要なのは、

👉 スライドパーツは低周波を「生成」しているのではない


👉 低周波が“通る条件”を作っている


■ 追加検証:33Hz単体入力

さらに検証として、

  • スライドパーツなし
  • 33Hz単体入力

を実施


結果👇

  • 音量が低い → 33Hzは消える
  • 音量を上げる → ある閾値で突然追従

👉 低周波には“伝達しきい値”が存在する


■ 今回の核心

今回の実験で見えたことは明確である。


👉 低周波は最初から存在していた

👉 ただし、伝達条件を満たさなければ観測できない


つまり、


👉 感度とは、振動の生成ではない

👉 伝達条件の問題である


さらに言えば、


👉 ロッドは振動を選択している


■ FRB的定義(アップデート)

今回の結果を踏まえると、


👉 感度とは、振動の生成ではなく、伝達条件と選択構造の最適化である。


■ 釣りへの意味

この結果は、そのまま釣りの体感に直結する。


  • ルアーの重さ
  • 潮の抵抗
  • 水中の変化

これらはすべて、

👉 低周波として存在している


しかし、

👉 伝達されなければ感じることはできない


つまり、


👉 感じない=存在しないではない


■ まとめ

今回の実験は、

👉 「見えなかったものが見えた」ではない


👉 「通っていなかったものが通った」


その違いは大きい。


追伸:
次は、その条件が重さなのか、構造なのか、両方なのかってところを見てみたくなった。

関連物語:FRB #6 海の中が見えた日 - スイベル

追伸2:
(次のフェーズについて)

今回の検証では、Bluetoothスピーカーをロッドに直接接触させることで、
既知周波数入力に対する応答を確認した。

この方法により、

👉 入力が分かっている状態での振動応答

という新しい検証軸が見え始めている。

本来であれば、

👉 スピーカーを糸で接続し、トップガイドへ入力する構成

まで進めることで、

👉 より実釣に近い入力条件での検証

が可能になると考えている。

本検証は、その前段階にあたる。

FRBにおいては、

👉 Phase1(擦り)
👉 Phase2(擬似アタリ)

に加えて、

👉 入力条件を制御するフェーズ(仮称:Phase1.5 / Phase2.5)

の必要性が見え始めている。

これはまだ仮説段階ではあるが、

👉 再現性と信頼性を担保するための重要な軸になる可能性がある

(続く)


■ 最後に

感度とは、人間が認識可能な構造として現れる振動の和音構造である。
感度とは、単純な振動の強さではない。

感度は分かち合って初めて本物になる

ロッド感度ベンチマーク(Fishing Rod Benchmark[FRB]) Home


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