FRB実験ログ #30 — 低周波は存在していた。ただ、通っていなかった。
■ はじめに
今回の実験は、シンプルだが非常に重要な問いから始まった。
低周波は、本当にロッドに存在しないのか?
それとも、ただ「通っていない」だけなのか?
■ 実験条件
- スマホアプリ:周波数ジェネレーター
- 入力:低周波ダイヤル操作(約40Hz → 30Hz帯へ変化)
- 計測器:ロッドグリップに装着
- 入力方法:トップガイドをBluetoothスピーカーに接触
■ 条件①:チタンリング+スライドパーツなし
ダイヤルを下げていくと、
👉 30Hz帯に入った瞬間、ピークが追従しなくなる
これはつまり、
👉 低周波が存在しないのではなく
👉 ロッドに伝達されていない
■ 条件②:チタンリング+スライドパーツ4点セットあり
同じ操作を行うと、
👉 30Hz帯にもピークが追従する
ここで重要なのは、
👉 スライドパーツは低周波を「生成」しているのではない
👉 低周波が“通る条件”を作っている
■ 追加検証:33Hz単体入力
さらに検証として、
- スライドパーツなし
- 33Hz単体入力
を実施
結果👇
- 音量が低い → 33Hzは消える
- 音量を上げる → ある閾値で突然追従
👉 低周波には“伝達しきい値”が存在する
■ 今回の核心
今回の実験で見えたことは明確である。
👉 低周波は最初から存在していた
👉 ただし、伝達条件を満たさなければ観測できない
つまり、
👉 感度とは、振動の生成ではない
👉 伝達条件の問題である
さらに言えば、
👉 ロッドは振動を選択している
■ FRB的定義(アップデート)
今回の結果を踏まえると、
👉 感度とは、振動の生成ではなく、伝達条件と選択構造の最適化である。
■ 釣りへの意味
この結果は、そのまま釣りの体感に直結する。
- ルアーの重さ
- 潮の抵抗
- 水中の変化
これらはすべて、
👉 低周波として存在している
しかし、
👉 伝達されなければ感じることはできない
つまり、
👉 感じない=存在しないではない
■ まとめ
今回の実験は、
👉 「見えなかったものが見えた」ではない
👉 「通っていなかったものが通った」
その違いは大きい。
追伸:
次は、その条件が重さなのか、構造なのか、両方なのかってところを見てみたくなった。
追伸2:
(次のフェーズについて)
今回の検証では、Bluetoothスピーカーをロッドに直接接触させることで、
既知周波数入力に対する応答を確認した。
この方法により、
👉 入力が分かっている状態での振動応答
という新しい検証軸が見え始めている。
本来であれば、
👉 スピーカーを糸で接続し、トップガイドへ入力する構成
まで進めることで、
👉 より実釣に近い入力条件での検証
が可能になると考えている。
本検証は、その前段階にあたる。
FRBにおいては、
👉 Phase1(擦り)
👉 Phase2(擬似アタリ)
に加えて、
👉 入力条件を制御するフェーズ(仮称:Phase1.5 / Phase2.5)
の必要性が見え始めている。
これはまだ仮説段階ではあるが、
👉 再現性と信頼性を担保するための重要な軸になる可能性がある
(続く)
■ 最後に
感度とは、人間が認識可能な構造として現れる振動の和音構造である。
感度とは、単純な振動の強さではない。
感度は分かち合って初めて本物になる
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