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FRB実験ログ #24 — Bridge Score から、Phase1比較に火がついた日~体感差の可視化~

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Last updated at Posted at 2026-04-19

FRB実験ログ #24 — Bridge Score から、Phase1比較に火がついた日~体感差の可視化~

はじめに

前回、ぷるぷる系入力の比較から、
Bridge Score という見方を考え始めた。

振動量そのものではなく、

振動がどれだけ“つながって感じられるか”

を見るための指標である。

しかし、Bridge Score を見ているうちに、
別の違和感も出てきた。

それは、

「Bridge Score が高い理由は、どの帯域構造から生まれているのか?」

という疑問だった。

そこで今回、
FRB Phase1 の3指標、

  • J(絨毯)
  • F(フローリング)
  • S(ステンレス+モンキー)

をあらためて比較してみた。


■フェーズ1 測定結果
◇J:絨毯
image.png

image.png


◇F:フローリング
image.png

image.png


◇S:ステンレス+モンキー
image.png
image.png


今回の目的

今回見たかったのは、
Bridge Score そのものではない。

むしろ主役は、

Band Timeline

だった。

Bridge Score は、
「つながって感じるか」を見る指標として有効そうだった。

しかし、
その“つながり感”を作っている正体は、
結局のところ、

どの帯域が、どのようなバランスで立っているか

にあるはずである。

つまり、

  • 低域が強いのか
  • 中域まで乗っているのか
  • 高域が残っているのか
  • 低域が高域を埋もれさせていないか

を見る必要があった。

そこで今回は、
Band Timeline を主役として、
各Phase1入力を比較した。


絨毯(J)で見えたこと

まず最初に驚いたのは、
ルアーニスト改の絨毯入力だった。

0–80Hz帯が、
スケール上限を突破するレベルで強い。

体感としても、
ルアーニスト改の絨毯は

  • 強い
  • カリカリする
  • ブルブルだけでは終わらない

という特徴があった。

今回のBand Timelineでは、
その理由がかなり見え始めた。

低域だけでなく、
80–160Hz、160–250Hzあたりまでしっかり立っている。

つまり、

  • 低域の迫力
  • 中域の情報量

が両立している。

一方、ハイエンドロッドBは、
低域はあるものの、
その上の帯域が薄い。

その結果、

  • 振動はある
  • でも何をしているか分からない
  • モワモワする

という体感に繋がっている可能性がある。


フローリング(F)で見えたこと

フローリングでは、
さらに差が大きく見えた。

ルアーニスト改は、
160–250Hz帯がかなり厚い。

しかも、
山谷がしっかりあり、
時間変化も見えやすい。

つまり、

  • 擦っている感触が濃い
  • 表面の細かい変化が分かる
  • 「今、何を擦っているか」が伝わる

という状態になっている。

逆にハイエンドロッドBは、
全体が平坦で、
エネルギー量も少ない。

綺麗ではあるが、
変化量が少ないため、
「何をしているか分かりにくい」
という印象に近かった。

ここでかなり大きかったのは、

「ルアーニスト改の方がフローリングで強く感じる」

という体感が、
Band Timeline にそのまま出ていたことである。


ステンレス+モンキー(S)で見えたこと

ステンレス+モンキーでは、
もっとはっきりした差が見えた。

ルアーニスト改は、
中域〜高域まで広く立っている。

特に、

  • 80-160Hz
  • 160–250Hz
  • 250–350Hz
  • 350–450Hz

まできれいに乗ってくる。

そのため、

  • ジリジリする
  • 情報量が多い
  • 高域が刺さる

という体感に繋がっている。

一方、ハイエンドロッドBは、
全般にエネルギーが低い。

  • 瞬間的には150Hz前後が顔を出す
  • でも全体としては低域が支配する
  • その結果、高域が埋もれる

という構造になっている可能性が見えた。

ここで重要だったのは、

低域が強いこと自体が悪いのではない

という点である。

問題なのは、

低域が強すぎて、中高域を殺してしまうこと

である。

補足:
従来より感じていた「ルーアーニスト改」と他のロッドとの大きな体感差を今回可視化できたと感じている。


Bridge Score はどこまで関係するのか

今回、Phase1比較をしてみて思ったのは、
Phase1では Bridge Score は主役ではない、ということだった。

主役はやはり、

Band Timeline

である。

なぜなら、
絨毯・フローリング・ステンレスという入力に対して、

  • どの帯域が立つのか
  • どの帯域が支配しているのか
  • 中高域が残っているのか

を見ないと、
ロッドの違いが分からないからである。

ただし、Bridge Score は無関係ではない。

今回見えてきたのは、

  • 低域だけ強いロッド
  • 中域まで広く拾うロッド
  • 高域が埋もれないロッド

の方が、
ぷるぷる系入力での連続感も高くなりやすい可能性があるという点だった。

つまり、
Band Timeline が原因側、
Bridge Score が結果側として繋がっている可能性がある。

  • Band Timeline
    → どんな和音構造になっているか

  • Bridge Score
    → その和音構造が、人間にとってどれだけ“つながって感じられるか”

という関係である。


仮説

現時点で強く感じているのは、

中域は“翻訳帯域”ではないか

ということである。

低域だけでは、
「振動している」で終わる。

高域だけでは、
「細かいけど弱い」になる。

しかし、
中域がしっかり存在すると、

  • 何をしているか分かる
  • 情報として認識しやすい
  • 高域が埋もれにくい

という状態になる。

今回の比較では、
ルアーニスト改は

  • 絨毯 → カリカリ
  • フローリング → 擦っている感が濃い
  • ステンレス → ジリジリ

という特徴があった。

これは、
中域まで広く拾えているからではないか。

もしそうなら、
トップガイド革命V2で感じていた

「中域まで広く拾う」

という仮説とも繋がってくる。


まとめ

Bridge Score を見ているうちに、
逆に Phase1 の比較に火がついた。

その結果、
ロッドの違いは単純な振動量ではなく、

どの帯域が、どのようなバランスで立っているか

にあることが、かなり見え始めた。

Phase1では、
主役は Bridge Score ではなく、
Band Timeline である。

しかし、
Bridge Score は、
その帯域構造が人間にどう感じられるかを見るための、
重要な補助指標になる可能性がある。

つまり、

  • Band Timeline
    → 原因
  • Bridge Score
    → 結果

という関係なのかもしれない。

そして今回、
その中心にいるのは、

中域という“翻訳帯域”

なのではないか。

そんな予感がしている。


感度とは、人間が認識可能な構造として現れる振動の和音構造である。
感度とは、単純な振動の強さではない。

感度は分かち合って初めて本物になる

ロッド感度ベンチマーク(Fishing Rod Benchmark[FRB]) Home


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