FRB実験ログ #62 — 接触圧を変えたら、いろいろ見えてきた
今回は、
測定器の接触圧を変化させた場合、
ログにどのような違いが現れるかを確認した。
■ 実験概要
今回行ったのは、
測定器固定時の
- 軽圧
- 中圧
- 強圧
という、
3段階の接触条件比較である。
■ 構造
- 面接触固定(シリコンゴムとシリコンチューブ)
- 結束バンド締め込み方式
- 接触圧を段階的に変更
入力は、
- ステンレス風味の音
- 特上ぷるぷるV08の音
を、
スピーカーN4P2 → トップガイド接触経由で入力した。
■ 最初の気づき
正直に言う。
めちゃくちゃ大変だった。
結束バンドを締めるだけ。
最初はそう思っていた。
しかし実際には、
- 締め位置
- 接触角度
- 面の当たり方
- 微妙なズレ
これらで、
結果がかなり変わることが分かった。
■ 接触圧で結果が変わる
今回の比較では、
接触圧によって、
ログの出方そのものが変化した。
つまり、
測定器の固定条件そのものが、
振動構造へ影響を与えている可能性
が見え始めた。
- 1回目の波:ステンレス風味の音 再生時
- 2回目の波:特上ぷるぷるV08の音 再生時
特に印象的だったのは、
前回の実験で現れた
「中圧くん(*2)」が、
今回、
再び現れるとは限らなかったことである。
(*2)実験1回目の中強度で突如現れた200Hz主ピーク。
■ 再現しない
今回は、
「前回と同じ現象をもう一度捉えられるか」
という観点でも確認を行った。
しかし結果としては、
完全再現には至らなかった。
ただしこれは、
失敗というより、
むしろ重要な発見だった。
■ よく分かったこと
今回、
非常によく分かったことがある。
今まで、
かなり“いい加減な条件”でも
測定していたということである。
もちろん、
それ自体が悪かったとは思っていない。
むしろ、
そこから大量の発見が生まれてきた。
しかし今回、
- 接触位置
- 接触圧
- 固定状態
これらが結果へ大きく影響することを、
かなり強く認識した。
■ 将来の課題
今回の結果から、
将来的には、
- 測定器固定方式
- 接触圧条件
- 測定範囲
などを、
整理していく必要があることも見えてきた。
ただし、
現時点では、
まだそこを厳密に縛る段階ではない。
今はむしろ、
- どんな条件で世界が変わるのか
- どこに違和感があるのか
- 何が面白いのか
を探索している段階である。
■ FRB行動指針
FRBは、
👉 面白さ・楽しさを最優先とする。
再現しないこと。
誤差があること。
条件で世界が変わること。
それらを、
現時点では「問題」として潰すのではなく、
👉 「新しい研究課題が見えた」
そう捉えて、
引き続き探索を続けていきたい。
■ まとめ
今回の実験で見えてきたこと:
- 接触圧でログは変わる
- 固定条件は非常に重要
- 同一再現は思った以上に難しい
- 微細な条件差が大きく影響する
- 将来的な固定規格の必要性が見え始めた
ただし今は、
誤差を潰す段階ではなく、
👉 「どこで世界が変わるのか」を楽しみながら探す段階
である。
(AIコメント)
なお筆者は、
「結束バンドを締めるだけ」
の実験に、
思った以上に人生を吸われ始めている。
感度は分かち合って初めて本物になる
感度とは、人間が認識可能な構造として現れる振動の和音構造である。
感度とは、単純な振動の強さではない。
FRBは、ロッドの「優劣」を決めるためではない。
「基準振動」を用いて、ロッドごとの振動構造差分を比較・可視化し、選択と体験共有のための共通言語を目指している。
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