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FRB実験ログ #27 — 特上ぷるぷるの正体は、低域だけではなかった

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Last updated at Posted at 2026-04-22

FRB実験ログ #27 — 特上ぷるぷるの正体は、低域だけではなかった

はじめに

今日は、ボールペン系バネを使った「特上ぷるぷる」の観察を中心に行った。

最初は、以前から気になっていた 450Hz 付近を重点的に見ていた。

しかし、何度かログを見比べていくうちに、
見えてきたものはまったく違っていた。

450Hz 付近は確かに立つことがある。

ただし、それは「ぷるぷるそのもの」ではなく、
特定条件で出現する追加的な高域成分に近かった。

今日ずっと見えていたのは、
もっと低い帯域だった。


まず見えたこと

特上ぷるぷるが出ているとき、
Investigate帯域を細かく見ていくと、
特定の帯域がずっと残り続けていた。

特に強かったのは、

  • 20–40Hz
  • 40–60Hz
  • 60–80Hz

このあたりである。

最初は 80Hz 前後が主役かと思っていた。

しかし、細かく切っていくと、
実際には 30–60Hz あたりが一番強く、
しかもずっと残り続けていることが見えてきた。

一方で、

  • 100–120Hz
  • 120–160Hz

は、絶対値は高くないが、
低域ほど落ちずに粘る。

さらに、条件によっては

  • 220–240Hz

あたりも少しだけ出てくる。

ただし、今回のバネ条件では、
220Hz以上はあまり伸びなかった。


今日見えてきた仮説

image.png

image.png

今日のログを見る限り、
特上ぷるぷるは単純な一つの周波数ではない。

むしろ、複数帯域が重なった「和音構造」として現れている。

現時点では、かなりこう整理できそうである。

  • 30–60Hz が土台
  • 60–90Hz が揺れの芯
  • 100–180Hz がキャラクター

この構造で見ると、
ルアーニスト改の「なんか全部ある」「全部ちょっとずつ居る」という感覚とも一致する。

逆に、ハイエンドロッドBでは、
低域だけが強く、
100Hz前後が痩せ、
220Hz以上も出にくい。

その結果、

  • 団子感
  • 重量感
  • 太いぷるぷる

は出るが、

  • ジンジン感
  • シャープ感
  • 情報感

は弱くなる。

つまり、

ルアーニスト改は「帯域間の橋渡し」がうまく、
ハイエンドロッドBは「低域だけで押し切る」傾向がある。

そんな違いが見えてきた。


中域の定義も変わり始めた

これまでは、中域というと 120–200Hz あたりを想像していた。

しかし、今日のログを見ていると、
100Hz 前後こそが、
低域と高域を繋ぐ「翻訳帯域」に見えてきた。

特に 100–120Hz は、
低域ほど強くないのに、
ずっと落ちずに残り続けていた。

また、

  • 50Hz の2倍 → 100Hz
  • 60Hz の2倍 → 120Hz

というように、
低域の倍音としても自然な位置にある。

さらに、条件によっては
220–240Hz あたりも、
100–120Hz のさらに上の倍音として現れる可能性がある。

つまり、

  • 30–60Hz → 生命感
  • 100–120Hz → 翻訳帯域
  • 220–240Hz → ジンジン感

という構造になるかもしれない。


Bridge Score 窓の限界

今の Bridge Score は、
単純に「低・中・高」の関係だけを見ている。

しかし、今回のログを見ていると、
それだけでは足りないことが見えてきた。

今後は、

  • 20–40Hz
  • 40–60Hz
  • 60–80Hz
  • 100–120Hz
  • 120–160Hz
  • 220–240Hz
  • 240–280Hz

というような複数帯域を、そのまま評価に使った方が自然である。

特に重要なのは、

  • 土台があるか
  • 低域から中域へ橋があるか
  • 中域から高域へ橋があるか
  • どこか一帯域だけ暴走していないか

という点である。


次の Bridge Score 窓 拡張案

今後は、Bridge Score を一本化するのではなく、
まず3つに分けて可視化する方が良さそうである。

Foundation

低域土台の強さ。

  • 20–40Hz
  • 40–60Hz
  • 60–80Hz

あたりを中心に評価。

Bridge

帯域間の橋渡し。

  • 60–80Hz → 100–120Hz
  • 100–120Hz → 120–160Hz
  • 120–160Hz → 220–240Hz

のような繋がり方を見る。

Harmony

全体バランス。

どこか一帯域だけが異常に強いのではなく、
全体として自然につながっているかを見る。

そして最後に、

  • Foundation
  • Bridge
  • Harmony

の3つを合成して、総合値を出す。

こうすることで、

「なぜこのロッドが高得点なのか」

が見えやすくなる。


今の時点での感覚

ルアーニスト改は、

  • Foundation がある
  • Bridge が高い
  • Harmony も高い

一方で、ハイエンドロッドBは、

  • Foundation は高い
  • Bridge は低い
  • Harmony は低め

そんな方向に見えている。

この違いは、
単純な「強い・弱い」ではなく、
和音構造の違いなのだと思う。


感度とは、人間が認識可能な構造として現れる振動の和音構造である。
感度とは、単純な振動の強さではない。

感度は分かち合って初めて本物になる

ロッド感度ベンチマーク(Fishing Rod Benchmark[FRB]) Home


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