FRB実験ログ #27 — 特上ぷるぷるの正体は、低域だけではなかった
はじめに
今日は、ボールペン系バネを使った「特上ぷるぷる」の観察を中心に行った。
最初は、以前から気になっていた 450Hz 付近を重点的に見ていた。
しかし、何度かログを見比べていくうちに、
見えてきたものはまったく違っていた。
450Hz 付近は確かに立つことがある。
ただし、それは「ぷるぷるそのもの」ではなく、
特定条件で出現する追加的な高域成分に近かった。
今日ずっと見えていたのは、
もっと低い帯域だった。
まず見えたこと
特上ぷるぷるが出ているとき、
Investigate帯域を細かく見ていくと、
特定の帯域がずっと残り続けていた。
特に強かったのは、
- 20–40Hz
- 40–60Hz
- 60–80Hz
このあたりである。
最初は 80Hz 前後が主役かと思っていた。
しかし、細かく切っていくと、
実際には 30–60Hz あたりが一番強く、
しかもずっと残り続けていることが見えてきた。
一方で、
- 100–120Hz
- 120–160Hz
は、絶対値は高くないが、
低域ほど落ちずに粘る。
さらに、条件によっては
- 220–240Hz
あたりも少しだけ出てくる。
ただし、今回のバネ条件では、
220Hz以上はあまり伸びなかった。
今日見えてきた仮説
今日のログを見る限り、
特上ぷるぷるは単純な一つの周波数ではない。
むしろ、複数帯域が重なった「和音構造」として現れている。
現時点では、かなりこう整理できそうである。
- 30–60Hz が土台
- 60–90Hz が揺れの芯
- 100–180Hz がキャラクター
この構造で見ると、
ルアーニスト改の「なんか全部ある」「全部ちょっとずつ居る」という感覚とも一致する。
逆に、ハイエンドロッドBでは、
低域だけが強く、
100Hz前後が痩せ、
220Hz以上も出にくい。
その結果、
- 団子感
- 重量感
- 太いぷるぷる
は出るが、
- ジンジン感
- シャープ感
- 情報感
は弱くなる。
つまり、
ルアーニスト改は「帯域間の橋渡し」がうまく、
ハイエンドロッドBは「低域だけで押し切る」傾向がある。
そんな違いが見えてきた。
中域の定義も変わり始めた
これまでは、中域というと 120–200Hz あたりを想像していた。
しかし、今日のログを見ていると、
100Hz 前後こそが、
低域と高域を繋ぐ「翻訳帯域」に見えてきた。
特に 100–120Hz は、
低域ほど強くないのに、
ずっと落ちずに残り続けていた。
また、
- 50Hz の2倍 → 100Hz
- 60Hz の2倍 → 120Hz
というように、
低域の倍音としても自然な位置にある。
さらに、条件によっては
220–240Hz あたりも、
100–120Hz のさらに上の倍音として現れる可能性がある。
つまり、
- 30–60Hz → 生命感
- 100–120Hz → 翻訳帯域
- 220–240Hz → ジンジン感
という構造になるかもしれない。
Bridge Score 窓の限界
今の Bridge Score は、
単純に「低・中・高」の関係だけを見ている。
しかし、今回のログを見ていると、
それだけでは足りないことが見えてきた。
今後は、
- 20–40Hz
- 40–60Hz
- 60–80Hz
- 100–120Hz
- 120–160Hz
- 220–240Hz
- 240–280Hz
というような複数帯域を、そのまま評価に使った方が自然である。
特に重要なのは、
- 土台があるか
- 低域から中域へ橋があるか
- 中域から高域へ橋があるか
- どこか一帯域だけ暴走していないか
という点である。
次の Bridge Score 窓 拡張案
今後は、Bridge Score を一本化するのではなく、
まず3つに分けて可視化する方が良さそうである。
Foundation
低域土台の強さ。
- 20–40Hz
- 40–60Hz
- 60–80Hz
あたりを中心に評価。
Bridge
帯域間の橋渡し。
- 60–80Hz → 100–120Hz
- 100–120Hz → 120–160Hz
- 120–160Hz → 220–240Hz
のような繋がり方を見る。
Harmony
全体バランス。
どこか一帯域だけが異常に強いのではなく、
全体として自然につながっているかを見る。
そして最後に、
- Foundation
- Bridge
- Harmony
の3つを合成して、総合値を出す。
こうすることで、
「なぜこのロッドが高得点なのか」
が見えやすくなる。
今の時点での感覚
ルアーニスト改は、
- Foundation がある
- Bridge が高い
- Harmony も高い
一方で、ハイエンドロッドBは、
- Foundation は高い
- Bridge は低い
- Harmony は低め
そんな方向に見えている。
この違いは、
単純な「強い・弱い」ではなく、
和音構造の違いなのだと思う。
感度とは、人間が認識可能な構造として現れる振動の和音構造である。
感度とは、単純な振動の強さではない。
感度は分かち合って初めて本物になる
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