FRB実験ログ #26 — 220–300Hzの正体と、ぷるぷるコードネームが生まれた日
ボールペン系バネによる強めのぷるぷる入力。
同条件で複数ロッドを比較していると、以前から気になっていた現象があった。
ルアーニスト改だけ、220–300Hz帯が後半まで落ち切らずに残る。
最初は「220–300Hzが伸びている」とざっくり見ていたが、Band Timeline Investigate を細かく分割してみると、さらに面白いことが見えてきた。
ルアーニスト改 220–300Hz帯の主役は240–260Hzだった
160Hz以上を細かく分解し、
- 160–180Hz
- 180–200Hz
- 200–220Hz
- 220–240Hz
- 240–260Hz
- 260–280Hz
- 280–300Hz
まで細分化して比較したところ、
ルアーニスト改で最も後半まで残っていたのは、240–260Hz帯だった。
構造としては、
- 220–240Hz:入口
- 240–260Hz:主役
- 260–280Hz:補助
- 280–300Hz:尾っぽ
という感じ。
さらにその上に、300–400Hz帯が厚みとして乗り、最後に400–500Hz帯が小さな尾っぽとして残る。
つまり、ルアーニスト改のぷるぷるは、
「240–260Hz付近に芯があり、その上に300–400Hzの厚み、高域尾っぽが付く構造」
として整理できそうだった。
ハイエンドロッドBは「団子感」が強い
一方で、ハイエンドロッドBは少し違った。
- 220–260Hz
- 260–300Hz
- 300–400Hz
- 400–500Hz
まで、一気に広く立ち上がる。
ただし、どれか1本だけが長く主役になるというより、複数帯域が同時に立って、そのまままとまりながら収束していく。
この時に見えてきたのが「団子感」という言葉だった。
団子感とは、
「複数帯域が同時に立ち、分離せず、塊として見える感じ」
である。
ルアーニスト改が、
- 芯
- 厚み
- 尾っぽ
と役割分担しているのに対し、ハイエンドロッドBは「帯域全部盛り」のような見え方をする。
ただし、ハイエンドロッドBにも第2波っぽさはあり、後半に少し尾っぽも残る。
そのため、コードネームとしては、
団子盛りぷるぷる(中太)
という名前になった。
ハイエンドロッドCは「極太」だった
さらに、ハイエンドロッドC を比較すると、こちらは中域寄りの帯域が太く長く残る。
特に、
- 220–240Hz
- 240–260Hz
- 260–280Hz
あたりが強く、300Hz以上はハイエンドロッドBほど長くは残らない。
そのため、
- 団子感あり
- 中域寄り
- 太い
- ただし高域尾っぽは少なめ
という性格に見えた。
コードネームとしては、
団子盛りぷるぷる(極太)
がかなりしっくり来た。
ルアーニスト改のコードネーム
そして、ルアーニスト改。
ルアーニスト改は、
- 240–260Hzに芯
- 300–400Hzに厚み
- 400–500Hzに尾っぽ
- 後半まで長く残る
という特徴がある。
最初は「中域ロングテールぷるぷる」みたいな名前を考えていた。
ただ、それでは少し真面目すぎる。
何度か言葉を遊んでいるうちに、最終的に残ったのは、
尾っぽふりふりぷるぷる (旧 特上ぷるぷる)
だった。
言葉にリズムがある。
しかも、
- 中域に芯がある
- 高域尾っぽが残る
- 最後まで小さく揺れる
- 生命感がある
という構造も、ちゃんと含まれている。
Phase2は「個性表現層」かもしれない
今回の分析で改めて思った。
Phase2は、単純な優劣比較ではもったいない。
Phase1は、
「どの帯域を感じやすいか」
を比較する世界。
一方で、Phase2は、
「どういう揺れ方をするのか」
「どの帯域が芯なのか」
「どれくらい尾っぽが残るのか」
「団子感があるのか、分離するのか」
を語る世界になりそう。
つまり、Phase2は「性能評価層」ではなく、
ロッドの個性表現層
なのかもしれない。
数値だけで潰してしまうのではなく、
- 尾っぽふりふりぷるぷる
- 団子盛りぷるぷる(中太)
- 団子盛りぷるぷる(極太)
みたいな言葉で違いを残していく。
その方が、人は選びやすいし、会話したくなる。
FRBは、違いを消す研究ではなく、違いを残す研究なのかもしれない。
文化。
共通言語。
選択のための指標。
(続く)
追伸:
ぷるぷるパターンをコードネーム化すると、
パターン特定アルゴリズムは格段に難しくなると思うが・・・笑
今日のところは、まぁよかろうぅ・・・。
次は、450Hzくんを探しにいくかなっ!!
感度とは、人間が認識可能な構造として現れる振動の和音構造である。
感度とは、単純な振動の強さではない。
感度は分かち合って初めて本物になる
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