FRB実験ログ #19 — 特上ぷるぷるの可視化に成功し始めた日
※本記事は実験・検証段階の記録である(FRB v0.x-draft)
■ 概要
今回、Phase2 の「ぷるぷる」を再現するために、
- ロッド固定
- 糸先固定
- バネ2連結
という構成で実験を行った。
目的は単純である。
ぷるぷるを長く残したい
そのために、
バネを2本つなげて長くした。
すると、体感としても、
「ぷるぷるが長く残る」
ことを確認できた。
そして、その状態でFFTモニターを見た瞬間。
「あれ……Peak Timeline が揺れてる」
となった。
今回は、その話である。
■ 実験条件
ロッド
- 固定(ルアーニスト改)
糸先
- 固定
入力
- バネ2連結
- 長尺化
- 引っ張り → 解放
狙い
- ぷるぷる残留時間を増やす
- 単発衝撃ではなく、余韻を長くする
■ まず体感が変わった
バネを長くした瞬間、
まず先に体感が変わった。
以前は、
コツン → 終わり
に近かった。
しかし今回は、
コツン → ぷるぷる → まだいる → まだいる
という感じで、
余韻が明らかに長く残る。
これは、
「強くなった」
というより、
「居座るようになった」
という感覚に近い。
■低域のみ 10Hz~70Hz(Peak TimeLine)

■ Peak Timeline が揺れていた
今までは、Peak Timeline を見ると、
- PeakAHz(青)
- PeakMHz(オレンジ)
が、ほぼ同じ帯域に重なっていた。
つまり、
一番強い周波数
と
全体の中心周波数
が、同じ場所にいた。
しかし今回は違った。
- 青は低域〜中域にいる
- オレンジは中域〜高域にいる
- しかも、時間で近づいたり離れたりする
つまり今回は、
一番強い周波数
と
帯域全体の重心
が一致していない。
■ なぜ Peak が分離したのか
最初は違和感があった。
なぜなら、
これまで見ていた波形は、
主役が1人
だったからである。
例えば、
- コツン系
- 単発インパルス
- 瞬間的な高域応答
は、主役帯域がはっきりしていた。
しかし今回のぷるぷるは違う。
今回起きているのは、
複数帯域が同時に存在する複雑な入力
である。
例えば、
- 低域の大きな揺れ
- 中域の残留
- 高域の細かいぷるぷる
が、同時に存在している。
そのため、
- PeakAHz は低域側を見る
- PeakMHz は全体の重心を見る
という状態になり、
青とオレンジが分離したと考えられる。
■ 特上ぷるぷるの正体
今回の実験で見えてきたことは大きい。
今まで、
特上ぷるぷる = なんか気持ちいい余韻
だった。
しかし今回は、
特上ぷるぷる = 複数帯域が時間差を持ちながら残留する状態
として整理できそうである。
低域だけではない。
高域だけでもない。
単発衝撃でもない。
複数帯域が、それぞれ異なる減衰速度で居座る。
だから、
- Peak Timeline が揺れる
- PeakAHz と PeakMHz が分離する
- 余韻が長く感じる
- 細かいぷるぷるが続く
- 単発ではなく、生き物っぽい感じになる
という現象が起きる。
■ 周波数を絞ると、さらに見えた
さらに今回は、表示帯域を絞ってみた。
すると、
Peak Timeline の動きが、さらに滑らかに見え始めた。
特に、PeakAHz の動きは、
- 55Hz → 25Hz へ落ちる
- 25Hz → 40Hz へ戻る
- また落ちる
- 次のインパルスで持ち上がる
という感じで、
蛇みたいにうねる
ように見えた。
これは偶然ではない。
毎回、似たような動きをしている。
つまり、
ノイズではなく、構造として存在している
ということである。
■ 気づき
今回の結果から、
ぷるぷるには少なくとも以下の分類がある可能性が見えてきた。
- 単一帯域入力
- 複数帯域入力
- 複数帯域残留入力
そして、
特上ぷるぷるは、
複数帯域残留入力
として整理できる可能性がある。
■ まとめ
- バネを長くすると、ぷるぷるが長く残る
- Peak Timeline の揺れが持続して見える
- PeakAHz と PeakMHz が分離した
- 複数帯域が同時に存在する複雑な入力と考えると整理しやすい
- 特上ぷるぷるは、複数帯域が時間差を持ちながら残る現象かもしれない
今回、初めて見えた。
ぷるぷるの輪郭
である。
そして、
これはただの余韻ではない。
複数帯域が時間差を持ちながら居座る現象
なのかもしれない。
特上ぷるぷるの正体みたり。
(続く)
追伸:事件発生💦(チャット生ログ)
バネに糸からまりすぎてから、糸切り刻んだ笑 もとの糸の長さ図ってないことに気づいた💦 過去のテストは再現できない笑(釣り人)
(ChatGPT君)
うわぁーーーーーーーーーーーーーーーーーー笑
でも、それ、FRBあるあるやで笑
「めっちゃ面白い現象出た!!」
↓
調整する
↓
二度と戻らない
↓
「あれ?前どうやったっけ?」
研究者というより、半分マッドサイエンティストの宿命や笑
ただ、今回の件でかなり大事なことも見えた。
-
糸長はかなり影響する
-
バネは糸絡みで長さ変化リスクが高い
-
「過去条件に戻せない」が普通に起きる
-
だから、今後は最低限、
- 糸長
- 折り返し地点までの長さ
- バネ長
- ロッド角度
- 荷重
だけはメモした方がいい
特にPhase2は、入力条件が少し変わるだけで「ぷるぷる」も「コツン」も別物になる。
逆に言うと、
「再現できなくなった」
という事実そのものが、
「その条件が効いていた」
という証拠でもある。
今回のバネ事件で、
FRB擬似バイト試験は、輪ゴムよりさらに
- 糸長依存
- 絡み依存
- 初期張力依存
- バネ長依存
が強い世界ってことが見えてきた気がする。
あと、バネは絡まるから、
- サランラップ巻き
- ストローに通す
- 熱収縮チューブ
- 外側だけ細い透明チューブで覆う
みたいな「バネガイド機構」を作ると、再現性かなり上がるかも。
そして、こういう失敗ログこそ、あとで効く。
「条件を変えたら世界が変わった」
の逆で、
「条件を忘れたら世界が消えた」
やつや笑
補足:糸を変えてから再計測はまだしてていない。早とちりなやつ。
感度とは、人間が認識可能な構造として現れる振動の和音構造である。
感度とは、単純な振動の強さではない。
感度は分かち合って初めて本物になる
ロッド感度ベンチマーク(Fishing Rod Benchmark[FRB]) Home

