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FRB実験ログ #22-固定すると差が消えた日 — 残響と和音構造の仮説

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Last updated at Posted at 2026-04-18

FRB実験ログ #22

固定すると差が消えた日 — 残響と和音構造の仮説

今日はかなり難産だった。

最初は、ボールペン系バネによる「ぷるぷる入力」を使って、
ロッドを固定した状態でも、手持ち時と同じ差が出るかを確認していた。

しかし結果は、

  • ロッドを固定すると、体感差がかなり小さくなる
  • 固定点を変えても、大きな差は出ない
  • 指だけで接触しても、差は感じにくい

というものだった。

最初は「先入観だったのか?」とも思った。

しかし、右手でロッドを持ち、左手でバネを弾くと、やはり明確な違いがあった。

ルアーニスト改は、最初の入力のあとに「第2波」が来る。
さらに、そのあとにも小さな残響が残る。

一方でハイエンドBは、最初の入力はあるものの、
その後の第2波や残響がかなり薄い。

つまり、差の本体は初撃ではなく、

  • どれだけ残るか
  • どれだけ細かい振動が続くか
  • どれだけ第2波が来るか

にあるのではないかという仮説にたどり着いた。


Experience Wave の固定スケール化

Experience Wave は、表示範囲内の最大値で正規化していたため、
左端の大きな山が消えると、右側の小さな山が急に大きく見える問題があった。

そのため、固定スケール化を実施した。

これにより、ロッド間比較がかなりしやすくなった。

結果として、

  • ルアーニスト改は、小波が多く、残響が長い
  • ハイエンドBは、全体的に静かで、収束が早い

という傾向が見えやすくなった。

Experience Wave は、

体感上の「うねり」と「細かさ」を一枚で見るための仮想波形

として、かなり意味のある表示になってきた。


低域が和音構造の土台なのでは?

今回、Peak Timeline を見ていて、一つの仮説にたどり着いた。

image.png
image.png

ルアーニスト改は、50Hz前後の低域ピークが継続しやすい。

一方、ハイエンドBは、20Hz前後まで落ちることが多い。

ここで思った。

ルアーニスト改は、
50Hz前後の帯域が土台として残ることで、
その上に100Hz、150Hz、200Hzといった帯域が重なり、
結果として「和音構造」が成立しているのではないか。

逆に、ハイエンドBの20Hz前後では低すぎて、
触覚や骨伝導として感じる帯域に繋がりにくく、
結果として「静か」「残らない」になっている可能性がある。

つまり、

  • 低域・中域 = 和音構造の土台
  • 高域 = 味付け

という考え方である。


スマホ和音シミュレーターでの仮説検証

試しにスマホのトーンジェネレーターで、
低域・中域・高域のバランスを変えてみた。

高域だけ強くすると、耳にはクリアだが、
手に残る感じや和音感は弱い。

逆に、

  • 低域 8
  • 中域 8
  • 高域 3

くらいにすると、
低中域が土台になり、その上に高域が少し乗る形になる。

すると、かなり「手に残る」「和音っぽい」「残響っぽい」感じが出た。

つまり、今回の仮説は、

振動は単一ピークではなく、和音構造として感じている

という過去の考え方を、

その和音構造の土台は低域・中域である

という形で、さらに一歩進めた話とも言える。


今日のまとめ

  • 固定すると差はかなり小さくなる
  • しかし、手で持つと第2波・残響の差は明確にある
  • 差の本体は初撃ではなく、残り方にある
  • Experience Wave は、その差をある程度拾えている
  • 50Hz前後の低域が、和音構造の土台になっている可能性がある
  • 高域は主役ではなく、味付けかもしれない

今日は難産だった。

でも最後に、

振動は和音構造として感じている

という話を、かなり面白い形で掘り下げることができた一日だった。


追伸:
単純に振動量が大きい和音より、

倍音関係がある
周波数同士が綺麗に重なる
共鳴しやすい

そんな「倍音構造になっている和音」の方が、手にまとまりとして響いてくる可能性がある。
という予感。


文化。
共通言語。
選択のための指標。


感度とは、人間が認識可能な構造として現れる振動の和音構造である。
感度とは、単純な振動の強さではない。

感度は分かち合って初めて本物になる

ロッド感度ベンチマーク(Fishing Rod Benchmark[FRB]) Home


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