はじめに
仮想環境をGitで共有するについて話が上がったのですが、さっぱりだったので調べてみました。
仮想環境とは
わかっている方は読み飛ばしていただいて結構です。
統合開発環境(IDE) vs. 仮想環境(virtual environment)
具体的方法
仮想環境をGitで共有する具体的な方法について以下に書きます。こちらの記事を参考にしました。
仮想環境をGitで共有するというのは、誰かが仮想環境を作りそれをチームで共有するということではなく、各々がそれぞれのpc内に新規にPython仮想環境を作り、その中でrequirements.txtという、そのプロジェクトで必要なパッケージライブラリを記載したファイルを読み込むということ。つまり、Gitでrequirements.txtを共有すればいいということです。
requirements.txtについて
ここに現在の環境に入っているパッケージライブラリの一覧を取得します。具体的には、ターミナルで以下のコマンドを実行しましょう。
pip freeze > requirements.txt
これでプロジェクト内にrequirements.txtが生成されるはずなので、これをGitHub上に上げます。
一括インストール
requirements.txtが入ったプロジェクトを保存するだけではパッケージライブラリはまだ仮想環境において使える状態にはありません。それをインストールするためには以下のコマンドをターミナルで実行する必要があります。
pip install -r requirements.txt
これで、パッケージライブラリの共有は完了となります。
終わりに
仮想環境の共有という日本語は誤解を生み出してしまいそうで、正しくはパッケージライブラリの共有ですが、日常会話では前者が使われることが多い気がする(?)ので、題名はそのままにしておきます。
参考